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2007年09月11日
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ヤフーニュースにこんな記事がありました。


「家庭だんらん法」に言い換え指示=「残業代ゼロ法」で舛添厚労相」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070911-00000076-jij-pol



ホワイトカラーエグゼンプション制度について、名称を変えてイメージUPを図りたいようです。
これが法令化されたら、給与引き下げが起こり、結果、日本の景気は一段と悪化し、少子化が加速するのは目に見えているのですが、机上で目先の事しか考えない経団連のお偉方は自分達の周りさえなんとかなればそれで良いと思っているようです。
(本件に関しては、アメリカの圧力もあるようですが…)

さて、ホワイトカラーエグゼンプション制度は現在でも様々な問題点が取り上げられていますが、少し下記にまとめてみました。


 ホワイトカラーエグゼンプション制度が実現すると
 (一定条件をクリアしている人に対して)残業代が出なくなります。
 また、労働時間の上限・制限も無くなります。



 【問題点】

 →所得の減少と、不当労働の正当化
  これまで違法であったサービス残業が正当化され、更には、
  残業をすること自体が労働者の(能力不足として)
  責任にされてしまう可能性があります。
  (※無理なスケジュールであったとしても、です。
    会社が残業しないとこなしきれない
    仕事を無理矢理させることも出来てしまう、という危険性もあります。
    この場合、会社の利益は増えますが、仕事をする人の収入は増えません)


 →労働環境の悪化
  残業代の出ない仕事など、誰もしたがらないのは当たり前なので、
  割り振りの曖昧な残業に関しては
  余り権限のない新人・後輩や、いじめの対象者に割り当てられる可能性が高いです。

 →過労死の増長と、責任逃れ
  仕事は裁量性だったとして、会社の責任逃れが出来てしまいます。

 →条件緩和による対象者の増大(間違いなく起こります)
  将来、「一定条件」の条件自体が下がっていき、
  最終的には全労働者が対象になる可能性が非常に高いです。
  
  (※2007年1月11日に厚生労働省は対象者の範囲を「年収900万円以上」としています。
   ※2005年6月21日付けで公表された日本経団連の提言では
    「年収400万円か全労働者の平均給与所得以上の者」としています。
    ちなみに2005年の平均所得は437万円でした。
   ※経団連は将来自分達の提示した条件の実現を画策していると考えて良いと思います)
 




以前、フレックスの会社に勤めていた事がありますが、最悪でした。
固定給で残業代無し。いつ来てもいいし、いつ帰っても良い。遅刻もない。
仕事さえ上手くいっていれば良い。 そんな会社です。

一見、良い条件の会社のように聞こえますが、その時の私の給料を時給換算したら300円でした。
酷い時は72時間連続労働、22時間労働(お風呂に入ってすぐまた出社)でした。

頑張った結果、無事にソフトは出せましたが、取締役から言われた言葉は
「誰がやっても同じだろ?」でした。
上の人の考えなんてそんなものです。
どれだけ労働者が頑張ってるかなんて見ていません。



『残業代が出ない=早く帰れる』と、大臣は本気で思っているのでしょうか?
名前だけを変えて何か問題が解決されるのでしょうか?

まずは、その法案について『労働者・国民にとって本当にプラスになるものかどうか』
『絶対法律を悪用されないようにするにはどすればいいか』
などをもっと検討するべきでしょう。




労働条件は法律できっちり規定しないとかなり危ないです。
命に関わります。
(実際、私のいた会社では死亡者が出ています)


今の段階でさえ、上記のようなありえない環境で働いている人もいるのです。
ホワイトカラーエグゼンプション制度が実現したら一体どうなってしまうか
想像してみてください。


法律は国民を守るべきものだと思います。
経営者の利益の為に作られて良いものでは無いと思います。


現段階では、私はホワイトカラーエグゼンプション制度には断固反対です。


『がんばった人が報われる』 そんな社会になって欲しいと切に願います。





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最終更新日  2007年09月12日 00時50分08秒
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