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ピアノが届いた~klavierhaus~

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そのこ@ ドイツのピアノ はじめましてこんにちは。Grotrian Stein…

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2007/06/23
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カテゴリ:輸入ピアノ販売
steinway-k2.jpg

H・スタインウェイと 3人の息子達の 血と汗の結晶で完成させた(その完成のために
2男3男の兄弟は30代でこの世を去っています・その命を引き替えに数々の発明100以上の
ピアノの製作に関するパテントを得ています)

世界的名器「STEINWAY & SONS 」は100年先を見越した天才的な設計と
そのデーターの裏付けを科学者に求め、確信を持った上で、材料を細部にわたって検討・吟味し、
他に真似の出来ない・比類無き音:イニミターブルトーンを20世紀の初めに完成させています。

100年持つのはなぜ??
 他社より 弦の張力が1本あたり 約20Kg 低い設計が安全率を高めます。
 スタインウェイは平均1本あたり 55kg 
 BECHSTEIN(総アグラフ)が高めで 75kg
 YAMAHAの C シリーズGPで 約 65Kg です。
 
 そのため鉄骨も他社よりぎりぎりまでそぎ落とせ・弾力・柔らかさがあり、良く響きます。

その音は
 弦の張力が低い分、高次倍音が不足することが考えられますが、それを補う数々の天才的な
 発明が魅力有る音を創っています。他社に先駆けて20世紀初めには、現在主流の調律法で
 ある「平均率で良く響く楽器として最初から設計をしている」ことも挙げられると思います。


世界のアーチストの80%以上がなぜ「STEINWAY & SONS」を弾くのでしょうか?


     一言で言えば、そこに「絶対の安心」があるからです。


 これは「企業秘密」のうち にもなりますが、演奏中 隣の鍵盤をちょっとかすったとき、
 他のピアノで「ミス」がはっきりしてしまいますが、鍵盤にコンサート型では 前に3個
 後ろに3個鉛が入っているために、しっかりした意志のあるタッチでないと、ハンマーが
 多少動いても弦を打ちません。
 また、鍵盤をゆっくり弱く押したとき「音が出なかった」ということも良くあります。
 他の楽器では・・・カクンと言って「無音」状態になりますが、スタインウェイの場合は 
 ベースをきちんと打鍵しペダルで伸ばした後の音であるならば、音がたとえ出なかった
 としても、そのまま鍵盤に指を置いておけば、数々の工夫による弦の共鳴作用でその鍵盤の
 弦がpp位に弾いていたように聞こえて鳴ります。
 本人には「無音になったはずの音が」客席には「pp」で弾いたかのように聞こえます。
 先に述べた、平均率ので共鳴を徹底して考えて鉄骨も含めて楽器全体が響くように設計
 されている楽器だからです。

 「些細なミスに」気を取られることなく、安心して音楽に曲想・表現に没頭できる。
  安心して身をゆだねて演奏できる楽器 「An Die Musik:楽に寄す」なのです。

 その音ですが、 音を 文章で書くのは大変むずかしいのですが・・・、

 この1926年製のSTEINWAY & SONS model:k の 音は

 低音は NY製のように 良く響きます。簡単に f が出すことが出来ます。
 弱い音・柔らかな音を出すには 逆に「力の加減するテクニック」が必要です。

 巻線2本線の次低音部は 嘗ての若きポリーニ やアルゲリッチのコンサートや
 LPレコードで聴けた「ジーン」と唸る魅力的な音を出します。
 チェロの弓で強く弾く時の独特の唸り音のようでもあり、久しく聴くことの出来なかった 
 以前の楽器~1970年代の製造番号が38万台までの音のSTEINWAYトーンです。

 中音部は「これこそ ハンブルグの音」といえる ふくよかで丸みのある音です。
 NY製の ある種の「堅さ」と「主張」のある音とは別のヨーロッパの音です。

 次高音・高音部は 数々の共鳴作用がするように作られていますので、YAMAHAの
 弾き方で 弾かれてしまうと「ギャンギャン」うるさくいってしまします。
 現行機種にない丸みのある「コロコロ」いう音も作れますし、フルート・パイプオルガン
 のようにまっすぐ伸びる高音も創れます。そのための STEINWAYに適した奏法
 テクニックを身につけるると、現行機種よりもさらに多種多彩な音が創れます。

 国産とは違う アクション・タッチに「粘り」がありますので、演奏のテンポ設定を
 きちんと計算しないと、音が団子状態になって音の汚い演奏になります。
 ペダルも他社製を弾くのと同じでは、濁り気味・汚く感じます。ペダル無しでも
 指を1cm下げれば十分 「f」の出る 楽器で有ることを頭に入れる必要があります。

 ピアノの椅子を 5mm高くしても、椅子の位置を1cm後ろにさげても音色が変わります。
 良い姿勢(体勢)で弾きなさいと 楽器から まるで教えられるかのようです。

 以上のように演奏側が、STEINWAYを初めての人は有る程度慣れるまでは「楽器と奮闘」
 する様ですが、離れて聞いている人には そんな事は関係なく、誰の演奏でも
 「聞き慣れたSTEINWAYトーン」で ピアノ・音楽の美しさを堪能することができます。
 STEINWAYは「音を 楽しむ 器」として、最初から設計されている楽器なのです。

 ハーモニーする音は上に遠くまで伸び・ハーモニーしない雑音は楽器の下方向に落ちるように  
 響を設計されていますので、演奏者に聞こえる「汚き音」は少し離れた聴衆には聞こえません。
 
 
 それが絶対の安心であり、 他に比類なき音:イニミターブルトーン なのです。
 
 
 → http://jp.youtube.com/watch?v=D-oVkAKBgOo&feature=related
   戦前の NY STEINWAYを弾く ホロヴィッツ

 → http://jp.youtube.com/watch?v=Sv6XQc2s6Jc&feature=related
    戦後の名器と言われた頃のハンブルグスタインウェを弾く W・ケンプ

→ http://jp.youtube.com/watch?v=6cxkLZoEFEk&feature=related
    NEW STEINWAY 伊ファブリーニ特製調整 ポリーニ

 → http://jp.youtube.com/watch?v=A799HrP3POM&feature=related
   NEW STEINWAYを弾く ツィンマーマン





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Last updated  2008/11/12 08:10:15 PM
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