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27日のNY株式市場は続落し、NYダウは前日比120ドル40セント安の1万2302ドル46セント、S&P500は15.37ポイント安の1325.76、ナスダックは43.53ポイント安の2280.83で取引を終えた。
この日のNY市場は、方向感に乏しい展開となりながらも、金融・ハイテク株への業績懸念が相場を圧迫し、終盤にかけて下げ幅を拡大していった。リーマン・ブラザーズがサブプライム問題による評価損の拡大を背景に、大手銀行の利益見通しを下方修正した事から、改めて金融システムに対する懸念が意識された。一方では、前日発表されたオラクルの12-2月期決算の内容が市場予想を下回った事や、グーグルの収益源である広告クリック件数の伸び悩みが顕著となり、グーグルの目標株価の引き下げが発表された事が、ハイテク株全体を圧迫した。 なお、シカゴ市場の日経平均先物6月物の清算値は1万2660円で、大証終値1万2630円を30円上回って終了した。 一方、NY外国為替市場で円は対ドルで反落し、前日比40銭円安・ドル高の1ドル=99円60―65銭で取引を終えた。 この日のNY市場は、方向感に乏しい展開に終始するも、マクロ関連指標の改善などを手掛かりに、ドルは主要通貨に対するポジション調整による買い戻しが優勢となった。 円は対ユーロで続落し、前日比5銭円安・ユーロ高の1ユーロ=157円20―25銭で引けた。 この日のNY市場は、欧州株が堅調に推移している事や、ユーロ圏の金利先高観を背景にしたユーロ買いが出る一方、対ドルでポジション調整によるユーロ売りが膨らんだ事で、対円でもユーロの上値を重くした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 28, 2008 07:27:17 AM
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