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2008年7月3日(米国時間)
<株式市場> NYダウ 1万1288ドル54セント 前日比73ドル03セント高 S&P500 1262.90 前日比1.38高 ナスダック 2245.38 前日比6.08安 日経平均先物9月物(シカゴ) 1万3365円 大証比145円高 NY原油 1バレル=145ドル29セント 前日比1ドル72セント高 (概況) この日のNY市場は、原油相場が1バレル=145ドル台を突破し連日で最高値を更新する一方、6月の雇用統計が6カ月連続で減少し、雇用情勢の悪化に歯止めが掛からない事や、6月ISM非製造業景況指数も市場予想を下回るなど、米国景気の先行きに対する悲観的な見方が広がった事から、序盤から売りに押される展開となった。しかし、6月の雇用統計の結果は概ね想定の範囲内で、一段の下振れを警戒していた向きに安心感を誘う一方、実体経済の悪化に伴いFRBが当面利上げを回避するとの見方が強まった事もあり、売り一巡後は買い戻しの動きが優勢となり、株価は急速に切り返していった。なお、明日4日は独立記念日の為にマーケットは休場となり、今日のNY市場も半日取引となっている。 <NY外国為替市場> ドル/円 1ドル=106円75-80銭 前日比90銭 円安 (概況) この日のNY市場は、ECB理事会で0.25%の政策金利引き上げを受け、対ユーロでのドル売りが進み、ドルは軟調なスタートとなった。しかし、6月の雇用統計が概ね想定の範囲内で、一段の下振れを回避が安心感を誘う一方、トリシェECB総裁が追加利上げを示唆しなかった事を機に、対ユーロでのドルの買い戻しが急速に強まり、一時ドル円は106円96銭を付ける場面もあった。 ユーロ/円 1ユーロ=167円55-60銭 前日比60銭 円高 (概況) この日のNY市場は、ECB理事会で市場の予想通りに政策金利の0.25%引き上げの決定を受け、ユーロ買いが先行して始まったものの、トリシェECB総裁が理事会後の会見で、追加的な利下げに関してニュートラルな立場を示すなどハト派的な色彩が強かった事から、追加利上げ観測の後退によるユーロ売りが加速していった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2008 07:22:01 AM
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