|
カテゴリ:国際情勢
2010年5月10日(米国時間)
<株式市場> NYダウ 1万0785ドル14セント 前週末比404ドル71セント高 S&P500 1159.73 前週末比48.85ポイント高 ナスダック 2374.67 前週末比109.03ポイント高 日経平均先物6月物(シカゴ) 1万0715円 大証比175円高 NY原油6月物 1バレル=76ドル80セント 前週末比1ドル69セント高 (概況) 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)がユーロ導入国が財政危機に陥った場合に7500億ユーロ(約90兆円)の緊急安定化基金を設立すると共に、金融市場の安定化に向けて欧州中央銀行(ECB)が債券買い取りプログラムを発表した事を受け、欧州に広がっていた金融システム不安が後退し、週明けの米国株式市場は金融株などを中心に寄り付きから全面高の展開となった。 <NY外国為替市場> ドル/円 1ドル=93円25―30銭 前週末比1円65銭 円安 (概況) 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)による7500億ユーロ(約90兆円)の緊急安定化基金の設立や、欧州中央銀行(ECB)が債券買い取りプログラムの発表を受け、市場ではリスク回避の動きが後退すると共に、米国では長期金利が急上昇した事もあり、ドル/円もそれらにつられて93円台半ばまで大きく反発した。 ユーロ/円 1ユーロ=119円25―30銭 前日比2円35銭 円安 (概況) 欧州連合(EU)と国際通貨基金(IMF)や欧州中央銀行(ECB)による緊急安定化プログラムの発表や、日米欧の中央銀行によるドル通貨スワップ協定の再締結などを受け、欧州全体に拡がりつつあった金融システム不安が後退し、これまでパニック的な売りに晒されていたユーロには急速に買い戻しの動きが広がった。ただ、今回の支援プログラムがどの程度の実効性があるかについては不透明感もあり、ユーロの上値を抑える一面も見られた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 11, 2010 07:49:00 AM
コメント(0) | コメントを書く
[国際情勢] カテゴリの最新記事
|