「シャーロック・ホームズ」 続編も観たくなる“新”シャーロック・ホームズ
シャーロック・ホームズといえば英国紳士で、インバネスコートと鹿撃ち帽にパイプという服装を連想してしまう。意外なことに、原作にはそのような描写はないそうだ。どうやら挿し絵や映像作品などの印象が一般に定着してしまったようだ。この作品のホームズは、“原作に忠実に”キャラクターを作り上げたものらしい。その造形は、原作の特徴を最大限誇張して見せたようだ。何とも破天荒で魅力的なホームズに仕上がっている。従前のホームズ像に思い入れのある方から見れば、どうにも我慢ならない作品かも知れないが、私はこのホームズ像はなかなか良いと思う。この作品を鑑賞するうえで注意すべきは、あくまでもアクションアドベンチャーとして楽しむことであり、いわゆる“ホームズもの”を期待して、この作品を観てはいけない。期待する部分を間違えなければ、「この作品は面白い」。そう言えるはずだから。自分自身で観た映画・ドラマのレビュー(と言うより感想)を書いている「映画好き道産子サラリーマンの映画・ドラマ感想記」は、人気blogランキング に参加しています。この記事が気に入っていただけたらクリックをお願いいたします。【送料無料】 BD/洋画/シャーロック・ホームズ (Blu-ray)/CWBA-Y26281 [7/20発売]