「戦慄迷宮 THE SHOCK LABYRINTH」 お化け屋敷の実写版にしてはパワー不足
「戦慄迷宮」は、清水崇監督が撮った3D映画だ。でも、私が観たのはDVDの“2D版”である。少し残念。お化け屋敷で行方不明になった美少女ユキが、10年ぶりに戻ってくる。設定はありがちだけど、なかなか引きつけるものがある。これをきっかけに、当時、一緒にお化け屋敷に入った仲間達は、子どもの頃の記憶を徐々に思い出し、ユキ失踪の真相に向き合うことになる。清水監督の得意技である“時間と空間をねじ曲げる”手法がうまく効いていて、最後まで飽きさせないのはさすがだ。ただ、あのシビレルほど怖い「呪怨」を撮った監督とは思えないほど、恐怖演出はソフトで、“怖い思い”をしたいニーズには全く応えていない。それを期待する方々は、激しく落胆するであろう。自分自身で観た映画・ドラマのレビュー(と言うより感想)を書いている「映画好き道産子サラリーマンの映画・ドラマ感想記」は、人気blogランキング に参加しています。この記事が気に入っていただけたらクリックをお願いいたします。 【DVD】戦慄迷宮 3Dプレミアム・エディション <初回限定版>邦画