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トリノオリンピックで荒川選手が金を取りましたね。 ソルトレイクで、不正な判定があったのが原因でフィギュアスケートが新採点法 になり日本には不利と言われる中でした。ステップやスパイラルなど各エレメンツにも加点される新採点システムでは旧採点システムに比べ、ミスのない演技をした選手がかなり有利と言えました。 荒川選手は、2004年の世界選手権の時、その技術を伴った表現力と、イナバウワーという、まるで氷上でブリッジをする姿勢のまま滑る新しい技で審査員を魅了し、優勝しました。しかし、新しい採点基準では、イナバウワーは加点される技術に入っていませんでした。 重圧でスルツカヤ、コーエンが転ける中、荒川選手は初めてのメダルを日本にもたらし、欲求不満の日本人やJOC(特に)もホッとしましたね。 オリンピックは既に公共事業やショービジネスの一環となっているようです。 オリンピックともなればテレビが売れ、競技会場が新たに作られ、観戦者や関係者目当ての施設も作られ、山は削られ、川は死に、ビルが建ち並び、市場と生産誘発額による経済波及効果は1兆円以上に及ぶそうです。 オリンピックはいつごろから始まったのでしょう。 古代ギリシアで行われていた「オリンピア祭典競技」、いわゆる古代オリンピックは 紀元前9世紀ごろとされています。 現代のオリンピックは世界平和を究極の目的としたスポーツの祭典ですが、古代オリンピックはギリシアを中心にしたヘレニズム文化圏の宗教行事でした。 第1回 シャモニー・モンブラン冬季大会 1924年1月25日~2月5日 冬季大会が試験的に独立しました。 成功するかどうか心配された大会でしたが、16ヶ国から258人の選手が出場し、4競技14種目を実施。天候にも恵まれて無事に成功したのです。 第18回 長野冬季大会 1998年2月7日~22日 実地競技種目数:7競技68種目 参加国・選手数:72の国と地域・2305人 日本は金5、銀1、銅4と計10個のメダルを獲得。ホスト国にふさわしい活躍ぶりだった。日本が冬季1大会で2個以上の金メダルを取ったのはこれが初。メダル合計の10個もこれまで参加した16回の大会で最多。 競技開幕早々、スピードスケート男子500mで清水宏保(日本選手団旗手)が金メダル第1号を手にしました。清水は世界記録保持者の実力をいかんなく発揮、2度のレースの合計で2位に0.49秒の差をつけ、スケート競技で日本初の金メダリストとなり、1000mでも銅メダルを獲得しました。女子でも岡崎朋美が500mで銅メダリストとなったのです。 スキーでは、日の丸飛行隊と言われた ジャンプ陣が健闘。個人では船木和喜がラージヒルで金、ノーマルヒルで銀。ベテラン原田雅彦もラージヒルで銅メダルを手にした。団体(ラージヒル)では、原田が137mの大ジャンプを見せ、優勝。 第19回 ソルトレークシティー大会 2002年2月8日~24日 実施競技種目数:7競技78種目 参加国・選手数:77の国と地域・2517人 フィギュアスケートのペア決勝では、フランスの女性審判が採点に手心を加え、ロシア組みに高い点をつけるという“不正事件”が発覚しました。 そのためIOCは2位に終わったカナダ組にも金メダルを与えるという非常措置をとったのでした。 荻原健司は1992年アルベールビル五輪、94年のリレハンメル五輪の団体で連続金メダルに輝く。またワールドカップでも93、94、95年と個人総合3連覇という偉業を成し遂げ、「キング オブ スキー」として海外からも厚く支持されました。その為か男子複合の新しい規則を作られた。また 日の丸飛行体の活躍後には新ルール(スキー板の長さが身長プラス80cmから、身長の146%に変わった)になり、うまく対応できなくなりました。 またスピードスケート男子500メートルの加藤条治は金メダルの第一候補でしたがレース前に練習コースで外国チームのコーチと接触してスケートの刃に傷がつきました(エッジングと言われるそうです)。その上靴を履いて足を締めあげている中、コースの傷を治すというので10分間も待たされ、これで加藤は力を出せませんでした。 フィギュアスケートが新採点法 になり、また日本に不利と思われたのですが、結果はかえって良かったのでしょうね。 よかった よかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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