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土筆(ツクシ)と杉菜(すぎな)は土の中で繋がっております。 名前は見かけが杉の幼苗に似ているからでしょうね。 杉菜の中に、にょっきりと聳えていました。 こちらは杉菜の中に、胡瓜草とひっそりと立っていました。 よくご存じの「ツクシ」は、シダ類トクサ科の「スギナ」の胞子茎です。 トクサは今から約5億年もさかのぼった古生代から、すでに地上に繁茂していたそうで、ツクシ(スギナ)は言わば生きた化石なのかも知れませんね。 英語では「Horsetail」と呼んでいます。 日本語の「土筆」といい、英語の「馬の尻尾(しっぽ)」といい、まさにツクシを言い表すには的を得ていると思います。 ツクシがよく生える場所として、一般的には川の土手や田畑のあぜ道が知られていますが、肥料のよく効いた休耕畑の方が、太くて長いツクシが沢山生えてくるようです。 親子連れが賑やかに畦道で騒いで居りました、そこで私はカメラを持って参加。 ツクシの成長スピードは速く、雨の後では一日に5cm近くも伸びますので、採られた後もよく見ると随分残って居ります。 家に持ち帰ったツクシは、洗う前に茎の中程の鞘(はかま)を取り除きます。 鞘は葉が退化したもので、硬くて食べられません。 「玉子とじ」「茶碗蒸し」「お吸い物」「佃煮」など、一般の野菜と同じ素材として調理できますが、「天ぷら」だけは、茹でる前の水洗いした状態で、よく水を切ってから衣を付けて油で揚げて下さい。 また、茹でた状態で冷凍保存も可能です。 美味いですよ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.03.31 21:07:27
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