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昨年、道ばたに咲いていたニゲラに実が付いていました。 それを収集して庭に撒いたのを忘れていましたが、春にひっそりと咲いていました。 西アジアと南ヨーロッパ、中近東が原産で一年草です。高さ60cmほどになり、インドで最も広く栽培されています。 江戸時代に渡来しました。美しい花を咲かせとても繊細な葉をしているため、園芸種が多いです。 白、青の八重の形の花で、開花は5~6月です。花のあとにできる実は、おもしろい形です。♪ 直播でよく育ち、こぼれ種でもよく出ます。白、ピンク、ブルーなどの花を咲かせるニゲラはそのファンシーな姿から英名で「ラブインアミスト(霧の中の恋人)」と呼ばれています。 ニゲラは「黒い」という意味で、種子が黒いことから名づけられたと言われます。クロタネソウの仲間で、種子をスパイスとして利用します。 蕾の時は風船かずらによく似てぼんぼりのようで、そのままドライになりお部屋のインテリアに使えます。 ニゲラの収穫は、さく果(種子が入った袋状のもの)が熟したら、はじける前に摘み取ります。乾燥させて砕くと簡単に種子を取り出せるので、コーヒーミルなどで種子を挽き、粉末にして用います。 北インドや中近東やトルコで、パンの味つけにニゲラを用いられています。 美味しいそうですよ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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