|
カテゴリ:カテゴリ未分類
・熊葛(くまつづら)科。・開花時期は夏。
・木や葉の薬品臭から臭木の名がついたが、花自体はとっても甘い香りがあり、蝶が好んで集まります。(特にカラスアゲハやクロアゲハ) 春の若菜を食用にします。くさぎ菜は、乾燥させることにより強い苦みと臭みが和らぎます。 欧米ではピーナツバターに似ていると「ピーナツブッシュ」との別名があるそうです。 若芽をゆがいて乾燥し、味噌汁・佃煮などにすると珍味で、広辞苑に「若葉は食用」とあるほど昔から良く知られた味のようす。 「薬効」もあり、茹で汁にはクレロデントリンが含まれ、血圧を安定させたり、鎮痛作用もあり、リウマチ、下痢にも良いそうです。痔、腫れ物には茹で汁で患部を洗うと良いとのことです。 ・実は秋にみのり、染めをする者にとって”臭木”はまさに青いダイヤですが、瑠璃色がよく目立ち、 鳥の好物で木の実はすぐなくなってしまいます。 くさぎ染めの作り方 1. くさぎに水と炭酸を入れ、すこし柔らかく茹でる。このまま冷めるまでおき、絞って広げてよく乾燥させます。 2. 乾燥くさぎを戻す時も、炭酸を入れた熱湯に入れ、そのまま冷めるまでおきます。 冷めてからよく水をかえアクをよくとります。 3.なべに入れ水を加え煮込みます。沸騰したら弱火にしてさらに30分。 4.漉して液だけを取り出します。 5.ぬらしてよく絞ったさらしを、取り出した液にまんべんなく浸した後、流水でよく水洗いをします。 くさぎで染めた糸は爽やかなブルー。 秋空のような空の青に出会えます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|