【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

Freepage List

May 15, 2020
XML
カテゴリ:子育て
帰宅後、嫁と喧嘩。

今回は子供たちがいる前で、嫁の口から

『離婚』

という言葉が出てきた。

嫁に俺の思いは分からない。

何度話しても、俺の言葉に自分の主張を重ねてきて、一向に聞く素振りを見せない。

お互いの主張は平行線。

見兼ねたしゆんが話に割って入る。

俺はそれで少し冷静になれて、今まで話さなかった心の内を子供たちがいる前で話した。

しゅんは黙って俺の話を聞いてくれた。

しゅんは、

「これから、こういう話をするとき俺を間に入れてくれ…」

正直その言葉に救われた。

俺は病気になった原因、俺が過去にやってきた仕事のこと、辞めた理由、そして子供たちへの思いを

淡々と話した。

しゅんは薄っすら、涙を浮かべて、

「なんでもっと早く言ってくれなかったん?」

と言った。

俺は、

『こいつ、成長したな…』

と心の底から嬉しかった。

ももは最初は

「目が痒い…」

と涙を堪えていたが、俺がももへの思いをちゃんと伝えたら、ポロポロと涙をこぼした。




もう、正直、嫁との関係修復は無理かもしれない。

でも、そんなことはもういい。

子ども達が、俺を受け入れてくれて、ちゃんと俺の話を聞いてくれただけでも幸せだった。

何か清々しいくらいの達成感と安堵に包まれ、幸せな気分になった。



子ども達に、

「俺は正直お前たちが誇れるような、親父じゃない。はっきり言って”親”失格だと思う。

でも、お前たちを思う気持は誰にも負けない。

俺はお前たちが俺のような苦しみを味わってほしくないんだ。

少なからずとも、俺の血を受継ぐお前たちがそうならないかといつも危惧している。

しゅんもももも、若い頃の俺の性格に似ている。

嬉しい反面、怖くもあるんだ。

しゅんの怖いもの知らずの性格。

正直、俺の若い時以上。

それは、豪快なじいちゃん(嫁のお父さん)の血が更に加わっているのかもしれない。

きっと、これから将来、男だから社会に出て沢山の壁にぶち当たるだろう。

俺は馬鹿だから正面からぶつかっていった。

俺の仕事スケールが大きくなるほど、そのステージが上がる毎に

その壁はとてつもなく大きなものになって

結局、自分を過信していた俺は越えられなかった。

だから、しゅんには必ず逃げ道を作っていてほしい。

逃げていいんだ。

その時自分を見失わないでほしい。




ももは本当に俺が15歳くらいから18歳くらいの時に持っていた感性に凄く似ているものを持っている。

俺は当時、自分が表現したいことを形にするすべを見つけられなくて、断念した。

ももは今の時代って言う事もあるけど、今やっている動画の作成の世界観はももにしか出来ない

唯一無二の素敵な感性。

それを形に出来てちゃんと表現できることは本当に素晴らしいことなんだ。

ももは未だ12歳。

そんな歳で、心の中にあるものを視覚的に伝える術をもうすでに身に着けてることは

とても凄いことなんだ。

だから今後もその感性を伸ばして欲しい。

悲しいかな俺はそれが羨ましいと思っても、この歳になったら、当時持っていた感性も

消えてしまって、表現したいけど今の俺じゃできないんだ。

ももが今やっていることは十分自分の仕事としてやっていける可能性は持っている。

だから、その感性を大事にして欲しい。」



そんな思いを子供たちにちゃんと自分言葉で伝えた。

俺、何か自分の中で凄い達成感だった。

嫁との喧嘩で始まり、子ども達に思いを伝えた、時間は約4時間。

気が付いたらあっという間に過ぎていた。




そんな俺の思いを伝えだした頃、嫁は聞きたくなかったのか?

知らぬ間に部屋を出て行っていた。

きっと、どんなに話し合っても嫁とはもう交わる点は恐らくない。

嫁に言いたいことも分かるが、俺の言い分を嫁は全く聞こうとしない。

正直、もう疲れた...



例え離婚しても、俺は今の想いを子供たちに伝えられただけで幸せ。

ホント、子ども達が俺の話を漏らさず、しっかり受け止めてくれたことが嬉しかった。

『ありがとう』





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  May 15, 2020 06:44:01 AM
コメント(2) | コメントを書く


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ
画像認証
別の画像を表示
上の画像で表示されている数字を入力して下さい。


利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:終焉の時...(05/15)   penguinya さん
過去の辛い日々を乗り越えてきた2人に何があったの?
日記を読んだ私の正直な気持ちです。 (Sep 26, 2020 07:32:58 PM)

Re:終焉の時...(05/15)   kobayan69 さん
嫁が私に対して、数年前から気のない返事や無表情、無関心になっていったのは気付いてました。

正直、この時言い合いしましたが、「私もしんどいねん!」の連呼でしたから、本当のところは何も分かりません。

ただ、その事を私は感じ取っていたので、正直、ここ数年は家に帰ることすら苦痛でした。 (Sep 26, 2020 08:29:37 PM)

PR

Profile

kobayan69

kobayan69

Calendar

Favorite Blog

子供と父親、二人だ… penguinyaさん
のりものとこうさく… いず8337さん
シグナスXと子ハム… あれっくす8436さん

Comments

penguinya@ Re:離婚記念日!~晴れて『独身の身』の称号Getだぜ!(11/16) 年末近くの離婚だから税負担が大変でした…
kobayan69@ Re:終焉の時...(05/15) 嫁が私に対して、数年前から気のない返事…

Headline News


© Rakuten Group, Inc.