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Sep 19, 2020
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カテゴリ:仕事

一昨日のこと。

 

夕方から、会議だった。

 

相手はうちの26歳の術者。

 

会議の前に仕事に対する考え方などの話で盛り上がって、結局会議が終わったのは9時半頃だった。

 

 

 

彼は営業に関してはずぶの素人だったけど、最初の頃一緒に営業に回ったり、色んな質問を受けたので、それに対して俺は真摯に答えた。

 

今では信頼関係もバッチリで、彼を放っておいても自分で仕事をしてくれるし、困ったときは相談の電話が直ぐ入る。

 

ちゃんと報告もしてくれるので、今の仕事で彼は欠かせない”相棒”である。

 

彼のキャラクターも良く、人当たりも良いので営業には向いている。

 

本来の仕事は鍼灸の術者なので、今は俺が取ってきた仕事に対して、その仕事のポイントを伝えるとそこをうまく解決して、まぁまぁ困難な案件でも獲ってきてくれる。

 

例えば、女性術者が希望と言う患者様でも、彼が行って体験させると、逆に彼じゃなきゃダメと言われるくらいのある意味”人たらし”。

 

彼のルックスも良くて、俺と同年代のケアマネなんて目をキラキラさせながら、彼の話を聞いているくらいだから、ある意味”熟女キラー”でもある。( ´艸`)

 

彼は仕事に対しては本当に勉強熱心で、日々鍼灸に関して勉強していて向上心も有るし、偶に俺がその”実験台”になって新しく学んだ技術を実践してる。

 

まぁ~俺はその恩恵を受けているから、win winの関係は成り立ってる。

 

俺も彼から技術者目線の話も聞けるので有難い。

 

 

 

俺は彼の親父位の年齢だけど、絶対に命令口調では話さないように日頃から心掛けている。

 

あくまでも、”同僚”と言う接し方を崩さない。

 

それは俺が昔彼くらいだったころの年齢だった時、そういう上司はやはり敬遠していたから。

 

それに、俺自身がそんなに誇れる人間じゃないし...(;^_^A

 

俺は長年営業をしてきたからか年齢関係なく、その人の人間性を見る。

 

で、その人の長所、短所を見出し、その人がどういうタイプの人間か見抜く癖がある。

 

彼は褒めると伸びるタイプだと気付いた。

 

彼の場合、ある程度の困難を与えても、ポイントだけ教えておけば、自分で突っ込んでやってくる。

 

それで、成功したら必ず褒める。

 

大手柄を挙げたときは根回しして上司に

 

「彼はこういうことに成功したので、褒めてやってください」

 

と伝えて、彼に成功体験を経験させて、次のステップに挑戦させる。

 

でも、絶対にそのことは彼には言わない。

 

その上で、彼が悩んでいるようだったら、

 

「俺がケツ拭いてやるから、思い切ってやってこい!」

 

って言って送り出す。

 

その言葉は俺が昔そう言われて嬉しかったことだから。

 

そうやって、”後ろ盾”があることを意識させて難題に挑む力を付けさせる時期だと思うから。

 

そういうやり方で仕事をやってきて、ここ34ヶ月で彼は目を見張る成長をした。

 

『彼を育てる』なんて言うと烏滸がましいが、俺はもう年齢的に考えてもそういうポジション。

 

でも、さしでまかしいことはしない。

 

客先で彼が結果的に問題をクリアして、喜ばれたときには素直に

 

「私は何もしてません。彼を褒めてやってください」

 

と言う。

 

勿論、営業的な思惑も有るが、そうすることで彼を客先に印象付けるアシストは出来るし、客先で彼の評価が挙がれば、継続的な付き合いもできる。

 

でも、それ以上に

 

「うちの若い奴凄いでしょ!」

 

とちょっと自慢したい。

 

 

 

考えると俺なんて定年まで10年を切った。

 

今更、ポジション争いに加わることも出来ないし、俺のやるべきことを考えたとき、将来この会社を担える人材を育てられたらいいと思う。

 

地位も名誉も無いけど、俺には”人の痛み”は分かるし、長年生きてきた経験則はある。

 

それは”持論の押し付け”は絶対にしない。

 

困っている奴が居れば、救ってやりたい、そんな感覚だ。

 

 

 

 

この間も今まで余り関わりの無かった、二十歳の今年社会で出たばかりの子が、とある事情で第一線から離れざる終えなくなって、悩んでいたので、助言はした。

 

「話を聞いたら、今は一点だけしか見ていないよ。ちょっと視線を外して、今は『鍼灸師になりたい!』って思った時のことを思い出して、自分が将来的にどうなりたいかを考える良い時間だよ。余り深く考えると自分を見失うぞ!」

 

って助言したら、彼も少し考え方は変わったようだ。

 

 

 

『人を育てる』

 

って言う事は本当に簡単ではない。

 

会社が継続するのもそこに働く人に大きく左右される。

 

うちは幸い、”人に優しい会社”だ。

 

その考え方が俺も好きで、そこに集う人たちも生き生きしている。

 

コロナ渦のこの最中、誰にも明確な将来像なんて描けないし、極端なこと言うと明日のことすら分からない。

 

経済的にも回ってないし、営業が厳しい環境に置かれているということも身をもって分かっている。

 

だからと言って、指をくわえている訳にはいかないし、会社継続のためには営業がその最前線に立たないといけない。

 

そう考えると、給料が大幅にカットされずに取り敢えず生きていける最低限の報酬が有れば、今は文句を言わず頑張らにゃッて思う。

 

そりゃ、上を見たらキリがない。

 

でも、今は自分の立場を弁え、我慢する時期なんじゃないかと思う。






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Last updated  Sep 19, 2020 10:12:35 AM
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