本当の美しさを求めてーかぐや治療院

2010/08/25(水)05:43

トランス脂肪に注意しましょう!

米国では万病の元であるトランス脂肪追放運動(ZT、ゼロトランス・キャンペーン)が盛んですから日本人より優れた食生活をする人が着実に増えています。 トランス型脂肪酸(トランス脂肪)は動脈硬化を通じ、脳卒中や心臓血管病に有害との学説が定着したようです。 米国では3年近い猶予期間が終了し、2006 年1月1日から食品にトランス型脂肪酸の含有量表示が義務付けられています。 ここ数年、トランス脂肪の有害論は世界の食品業界に多大な影響を与えています。 食用油、食用油脂の抽出にはトランス脂肪が生成される製法が多用され、製パン、製菓業界では、成形や保存にトランス脂肪が重要な役割を果たすからです。 トランス脂肪酸は植物性油脂、ショートニング、マーガリン等を使用する代表的な食品に大量に含有されます。 2009年11月24日、遅ればせながら日本でもトランス脂肪酸追放の狼煙(のろし)があがりました。 手造り、限定生産のトランス脂肪酸フリー純国産食用米ぬか油「とらんすげん」(transfats free rice bran oil) 米ぬか油だからトランス脂肪が少ないわけではありません。量産される米油は原産地、生産者を特定すること無く、輸入品を中心に混合して生産され、効率を上げる高温抽出では高トランス脂肪酸になります。 「とらんすげん」は事故米、汚染米で話題の猛毒アフラトキシンやメタミドホスの危険が予想される輸入品は使用しません。安心、安全な天童のお米でつくった最もトランス脂肪酸が少ない純国産米ぬか油です。 「とらんすげん」は食用油では最も天然ビタミンE(4種のトコフェノールと4種のトコトリエノール)が多く、さらに、米ぬかに独特な美白成分オリザノールを豊富に含みます。アトピーなどアレルギー体質の方に最も愛用されているのが「とらんすげん」です。 健康な体作りは美容の必須条件です。 そして皮膚(肌、髪)の美容で最も重要なのが 細胞膜の脂肪酸バランスです。 しわ、たるみ、乾燥など肌の老化予防、薄毛、白髪には細胞膜の活性化が最も重要です。  健康で美しい肌作りの基本とは? 美しい肌、髪、目は美しい細胞から造られます。              美しい細胞は脂肪酸バランスの良い細胞膜で造られます。    細胞膜には脂肪酸、セラミドなどのスフィンゴ脂質、たんぱく質、糖質、これらの複合成分などで構成される筏(いかだ)状の網(ラフト)が存在します。                  ラフトには栄養素、神経伝達物質、酵素などの通る穴(チャネル)があります。      ラフトの脂肪酸構成、蛋白質や複合成分の大きさは個々人で大きく異なり、サプリメントも含めた毎日の食生活が影響します。肥満体の人は大量の脂肪分により細胞が大きくなりますが、バランスがよければ問題が少ないといえます。良質な細胞膜は親水性、疎水性の両面を持ちバランスを保っていますが(界面活性作用を持つレシチンが大量に存在する)、脂肪酸バランスの不良はこの機能を損ないます。                      脂肪酸のバランスが悪いとラフトが正常に機能しなくなり、チャネルが働かなくなります。      チャネルが詰まると細胞活動に必要な物質(栄養素、神経伝達物質、酵素など)が細胞内にスムースに出入りできません。      人間の細胞は60兆個以上存在しますが、毎日15兆個も新陳代謝されています。      毎日の食生活が美容と健康にいかに重要かがわかると思います。  またコレステロールへの誤解から、脂肪分の摂食を控える人が増えていますが、 脂肪分の不足は美容の大敵です。 脂肪分が不足して痩せた人の肌は老化が早いことが知られています。 コレステロールは細胞膜の形成とホルモン分泌に重要な成分です。  理想的な脂肪酸バランス 考えなければならないのは摂食する脂肪分の種類(脂肪酸)のバランスです。 理想的な脂肪酸バランスは飽和脂肪酸(バター、パームオイルなど)が1、不飽和脂肪酸のオメガ6(リノール酸)とオメガ3(DHA/EPA,リノレイン酸)が合計で1.5、不飽和脂肪酸のオメガ9(オレイン酸)が1と言われます。オメガ9を重視して、1:1:1.5がベストとする学者もいます。 トランス脂肪酸フリーのエパフレッシュ(オメガ3) バランス構成で最も不足しているのがオメガ3ですが、オメガ9同様に良質なオメガ3を摂取することは至難です。 通常のオメガ3は動物性、植物性を問わず、トランス脂肪酸化しているものがほとんどです。 美容に関心がある方は青魚と安心素材のエパフレッシュで補ってください。 お問い合わせは http://www.botanical.jp/へ

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