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カテゴリ:こどもの本・大人の本
(追記があります)
日本の雪だるまはたいてい大きな雪の玉の上に小さな雪の玉をのせた2段式(?)だが、アメリカの雪だるま(Snowman)は3段式のことが多いようだ。 昨日の日記の最後にもちょこっと書いたが、こんな感じ。 一番上にのせるのは大変そうだな、と思って、アメリカの友人に聞いてみたら、すごく大きいのを作るときは、まず雪を固めておいて、それを彫って作ったりするらしい。 でも、ちゃんと玉を3つのせるときもあるので、小さい子どもなど、よろよろして転んでしまったりするとか(^-^)。 私はほとんど雪の降らないところで生まれ育ったので、雪だるま自体、作った記憶が全然ない(涙)。 小学生のときに5年ぶりくらいに少し積もったときがあったのだが、運悪く風邪をひいてしまい、床についていた(泣)。 とても悔しくて悲しかったが、母が小さな雪だるまを作って、枕もとにおいてくれたのが、すごくうれしかったのを覚えている。 大学生になってミーハー気分でスキーを始めるまでは、雪とたわむれた経験などほとんどない私だったが、大好きな絵本の中に素敵な雪遊びがあった。 "The Snowy Day" by Ezra Jack Keats (『ゆきのひ』エズラ・ジャック・キーツ著 きじまはじめ訳 偕成社) 小さな黒人の男の子が主人公で、目が覚めたら窓の外が雪で真っ白…雪の中でいろいろな遊びをして、雪が大好きになって…ポケットに雪の玉を大事にしまって家に帰ったけれど…というお話。 この中で、雪の上にあおむけになり、手足を上下に動かして「天使」のレリーフ(?)を作るシーンがある。 我々日本人にはとても思いつかないような、素敵な遊びだと思った。 雪の降る地方では、雪との戦いでとても大変な思いをするという話も聞くが、私にとっては、とても美しいもの。永遠の憧れである。 ****** "The Snowy Day"の絵本の写真を差し替えました。 差し替える前のはこちら。 真ん中ちょっと左についている丸い形のシール(?)、これは優秀な絵本に与えられる「コルデコット賞」受賞作品であることを示すもので、1963年に受賞しているとのこと。 実はこの作品は「黒人の男の子が主人公となった初めてのフルカラーの絵本」なのだそう。 大変栄誉ある賞を受けた印だけれど、キーツの作品を隠してしまっているのも確かなので、本文中ではシールがついていないのに差し替えました。 雪の色が本当にきれい♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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