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テーマ:旅のあれこれ(10049)
カテゴリ:世界の国々
昔、イタリアでやられたことがある。 …といっても、現在のようにカード情報を読み取ってどうとかいう、高度なテクニックを使われたわけではなく、単に盗まれたのだけれど…^^;。 すごくお気に入りの、カラフルな革のバッグごと盗られた。悔しい><! (イメージ写真) 海外では結構自分の持ち物に気をつけるほうなのに、そのときはとある人物とのケンカに集中していたため(?)、すっかりバッグのことを忘れてしまい。。。 (「とある人物」およびケンカの詳細については、ノーコメント^^;) あんな小さなバッグなのに、一つ一つ思い返してみると、とても大事なものがたくさん入っていた。 特に友人や知り合いの住所や覚書がつまった手帳が無くなったのがすごく痛かった…(無くしたせいで音信不通になった人アリ^^;) (イメージ写真) それに、とても困ったことに、バッグの中にはスーツケースのキーが入っていたので、ロックを壊すことに。。。(泣) そして、お財布…。現金は少ししか入っていなかったが、クレジットカードが数枚入っていた。 「早く止めなくては!」 ホテルのコンシェルジュに訳を話して、カード会社に連絡してもらった。これでひとまず安心。。。 でも、盗まれたことを証明するために警察に届け出る必要があるという。 …そこはミラノ。 雨模様の暗い空の下、ホテルで印をつけてもらった地図を片手に、とぼとぼと警察に向かう。 「おー、素敵な建物♪」 …などと一瞬どうでもよいことに気をとられたが^^;、すぐに近くの警官と思われる女性に話しかける…英語が通じない。もちろん日本語も通じない。 「ベラベ~ラ、ベラベラベ~ラ!」 オーバーアクション&大声で話す彼女は、どうやら「英語が話せる警官が来るまで、その部屋(指差している)で待て」と言っているらしい。 おもむろにその部屋に入っていくと… そこには世界中から来たと思われる老若男女が、悲嘆にくれた表情で集結していた。 中には「もう終わりだ!!私はどうすればいいんだ!!」とパニックになって叫んでいる太った白人男性もいる。 最高に雰囲気の悪いその小部屋で、1時間以上待たされた(- -;。 ・ ・ ・ ・ ・ たくさん待った割には、わりとあっさりとその書類は作成され^^;、「これで何もかも大丈夫^-^」と、来たときよりはちょっとだけ足取りも軽く帰り道に。 「よくあることなので、バッグや財布が戻ってくることは期待できない」とは言われたが(実際そのとおりだったが。。。)、とりあえず一安心♪ 翌日には「出かけるときはワスレズニ」(←古い?^^;)のカード会社が新しいカードを再発行してくれたので、経済的にピンチに陥ることもなかった^-^。 …しかし、それだけでコトは済まなかった。。。 つづく お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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