わたしが二人目を出産するまでいてた職場は、　現在べつの法人に組織替えして　職員も半分以上リストラされちゃったんですが、　わたしを数年間悩ませた女性もそのなかに含まれてました。

「○○さんはわたしのことを下に見ている」「○○さんはわたしの仕事をバカにしている」

と面と向かっていい続けられ、　いたるところで言いふらしまわられ、　相手がそれを聞かないと泣いて気をひこうとし･････

わたしは害のないほうだったんですが　（そういう大騒ぎはたいていわたしのいない残業時間中に催されるので）、　それにしてもけっこうなストレスでした。


その一方で、　その女性を気の毒だなとおもう気持ちもあって、　毎晩ひとり反省会。

「あしたこそは　彼女にやさしくしよう」

と決意するのですが、　もうね、　ココロよりカラダがね、　彼女を見ると拒絶反応を示しちゃうんですよね･････


職場のほとんどすべての人が　彼女に対してそういう嫌悪感と罪悪感をもっていたんじゃないかとおもいます。



その彼女がリストラ後、　そのままのこっていれば契約職員にはなれたんですが　それを蹴って　べつの大手教育機関で再就職を決めてきました。

もともと高学歴で能力もあるので　この不景気にさすがだなあとかなり見直す気持ちになりました。

そして、　もしかして職場のあたりがよければ　じつは彼女はふつうの人なんじゃないの？

大手の教育機関の人事ともなれば　見る目はあるだろうし、　前の職場では　たまたま彼女とまわりとの折り合いがわるくて　それがこじれて　ああいう状況になっただけで、　じつはちゃんとしたところに行って　ちゃんと認められれば　彼女だってモンスターにならないんじゃないの？

という気持ち　（ほぼ「願い」）　をもちました。


贖罪の意識もあって　彼女には本当に幸せになってほしいとおもっていたんですよね～



ところが　彼女はその職場を試用期間そうそうに　「学生にいじめられた」　という理由で退職してしまったそうです。

そして、　そのあと行った別職場でも　試用期間で契約終了｡｡｡｡



･････････わたしがどう、　まわりがどう、　というモンダイではなかったのか････････


とはいえ　まわりにこれだけあれこれ気をもませる能力は　天下一品です。　そこをだれか買ってあげられないのかしら････････