19代国会議員総選挙地域別獲得議席数
見事に保守層と革新層と顕著に獲得議席がハッキリと分かれる。嶺南、湖南と支持基盤が確りしているのだろう。ソウルでは革新層が善戦しているが、江原、忠北は惨敗という結果に成った。与党セヌリ党 単独過半数で第一党を維持 2012-04-12 06:27 12月の大統領選挙の前しょう戦となる第19代国会議員総選挙は、11日、投開票が行われ、与党セヌリ党が単独過半数で野党民主統合党を大きく引き離し、第1党の座を守りました。中央選挙管理委員会の集計によりますと、小選挙区246、比例代表54の合わせて300議席のうち、第1党与党セヌリ党152議席、第2党野党民主統合党127議席、第3党統合進歩党13議席、第4党自由先進党5議席、無所属3議席となりました。このうち与党セヌリ党は、地盤の大邱や慶尚南道、江原道の全選挙区で勝利したほか、釜山でも18議席のうち16議席を獲得、さらに忠清道でも善戦し、比例代表で21議席を得ました。セヌリ党は、現在の議席数を減らしたものの過半数の第1党を維持したことで、李明博政権に対する審判論がくすぶる中、厳しい選挙戦を陣頭指揮してきた次期大統領候補、朴槿恵非常対策委員長の地位はさらに強まるものとみられます。一方、最大野党の民主統合党も第一党の獲得には失敗したものの、ソウル首都圏を中心に議席数を大きく伸ばし、前回より46議席多い127議席となり、12月の大統領選挙に向けた与野党の駆け引きが今後ますます激しくなるものと予想されています。このほか、民主統合党と選挙協力をした野党統合進歩党は交渉団体の結成に必要な20議席の獲得はなりませんでしたが、小選挙区で7議席を獲得するなどして議席数を13に伸ばし、第3党に躍進しました。一方、今国会で18議席を持ち第3党としてキャスティングボードを握っていた忠清道が地盤の自由先進党は、小選挙区3議席、比例代表2議席の5議席にとどまり、壊滅に近い状態となりました。今回の総選挙の暫定投票率は、54.3%と、前回4年前の総選挙より8.2ポイント高くなりました。