気がつけば、思い出し笑い

少し前の話。
６月の上旬に　蛍を見にでかけた。
実は”初”蛍。

それまで蛍に対して思っていたのは
川のそばにしたのほうで　ふあふあと漂っている光。
それを見下ろすものだと思っていた。

ところが熊本市内から小一時間　車を走らせると
たどりつくほたるの里（旭志）は私のイメージとは
違っていたのだ。

『真夏のクリスマスツリーだっ！！』とつい　口走って
しまった。
５メートルくらいの樹木いちめんにちいさな　おだやかな
灯りがともっている。

しばらく口が閉まらなかった。
静かな静かな初夏の夜。

こんな風景を毎年見れたら　幸せだな、そう思った。