家の嫁はつえ～よ～

介護をしていると色々な事があります・・・

お下の世話は当たり前！

お義母さんが、最近トイレの始末ができなくなってしまい。
時々トイレが大変な事になっています。

お義母さんの事だから、あまりお下関係の事は書きたくなかったけど・・・


週末のショートステイに行っていたお義母さんを迎えに行った時の話


　看護士さんに手を引かれ、お義母さんと話ながら出てきました。


看護士さんが

　　「おトイレ失敗しないようにね！
　　　　　お嫁さんに怒られちゃうから！あはははは～」




笑うとこ？

だれが、怒るの？？？


義母は便秘しやすいようで便秘薬を寝る前に呑んでいます。
だけど、この頃、お腹がゆるく、間に合わない事もあり、便秘薬を持たせませんでした。
私は、その事だけを伝えていました。
家では、トイレの掃除に追われていましたが・・・

お義母さんが家で使うトイレは、主にじいじが入ります。
私たちは２階のトイレ。
義母が入った後は出来るだけチェックしていますが、
いつもチェックできるわけではなく、汚れているのに気が付かずにじいじが入ってしまったら、じいじは絶対怒ると思う。お義母さんも汚れを拭こうとして余計に広げちゃって大変なことになっています。


じいじや、パパに　お義母さんの「おしも」の事は話す事は出来なったけど
最近多くなってきた事、これからはもっと増える事を話ました。

「聞きたくない話かもしれないけど、大事な事だから聞いてほしい。」

もちろん、子供たちにも。


「トイレの失敗、失禁失便は本人が一番辛い事　
　だから、絶対怒っちゃだめだよ。怒らないで・・・」


今は、トイレの中だけだけど家中で起きる事もあるけど、
片付けてあげれば良いだけの話だから。


私の介護は、義祖父、義祖母　義母　家庭では三人目

父も５年間寝たきりだったので、色んな介護をしてきました。

結婚前に勤めていた会社にも９２歳のおばあちゃんがいました。
おばあちゃんは、お着物着ていて腰巻だったから、時々ポロポロボテッとっと
落ちていたいたけど、それをほいほいほいっと！拭いてきました。

正直、臭いし、汚いよ！私だって平気なわけじゃないよ。
だけど、ほいほいほいっと！やってきました！

大きいばあちゃんの時も、
　「良いんだよ！私だって３５年前は私だってオムツだったんだもん！

って、明るくしてきました。

おじいちゃんの時は、アルツハイマーがひどくて
大人しくベットでオムツ交換できる時はいい。
だけど、時々トイレに行きたくて家の中を動き回ってトイレに連れて行ってあげても
座らせてもそこがトイレってわからなくて、苦しがって結局オムツはずしたまま
動き回って大変な事になった。

かわいそうだったよ。苦しそうだったもん・・・


父の時は・・・

　おじいちゃんやおばあちゃん、じいじのを変えた時もあったけど
　父のは抵抗があった・・・

　「おとうさん」

　この切なさをわすれちゃいけないって思った・・・
　じいじやパパの抱えている気持ちなのだろうから。


だから、私は、この事を常に心において介護してきました

それなのに、

介護施設の人に

　「お嫁さんに怒られちゃうよ！！！」

って、義母と大笑いされた事に・・・


涙がポロポロ溢れてきた・・・

介護は、こちらの思うようにはいかない事が多く、
介護だけでなく、仕事、子育て　義母に変わってじいじのお世話と
私ひとりではいっぱいいっぱいの中で明るく元気につとめようとしているのに、

色んな思いがこみ上げてきて

施設の玄関で大泣きしてしまいました。

冗談です、冗談ですって言ってたけど

「冗談で言って良い事、悪い事があります！」
「介護をした事ない人に言われるなら、言ってろ！！！って跳ね除けられる、
　　だけど、介護施設の人に、言われたくない事です！！！」

先日も、介護ヘルパーの人が家でおもらしをした孫に腹をたて
殺してしまった事件に心を痛め、家族でも介護（失便）について話あっていた時なのに
話す事にも心を痛めていたのに・・・


泣けて泣けてしかたなかった・・・

言った人は、たった一言かもしれないけど・・・