基本に忠実に本質を伝える

クールボーイの授業は一般動詞に入りました。
彼は小学校のとき会話中心の授業を受けているので、文法は弱い。これは大急ぎで手当てしないと！

そこで探してきたのが
「ゼロからスタート　英単語」CD二枚付
Basic　1400
です。

最初に英語学習者がしばしば苦しむgive、get、do、have、make、take、come、などの「超基本動詞」が絵付のイメージで大づかみに示されており、CDではチャンツで同義語を次々に読み上げていきます。チャンツ読み上げは英語上級者で文章の読み上げはネイティブのようなので、音にこだわる方には不満が残るかもしれませんが、十分目的は達しています。単語＋短文の組み合わせが単語学習には必須です。最初にverbを集中的に叩き込むのもすごくいいです。

　それから、1400語というのがいいです。中学3年間のゆとり教育で履修する英単語は1000語弱、旧課程で学習する英単語は1600語前後、中高一貫校の中等部で履修する英単語は約3000語と言われています。1400語あれば、英語での意思疎通はそこそこできます。

それほど遠くないとはいえ、電車通学でままならぬ時間があるので、できれば音源で学習したいとも常々思っていました。そういうニーズにもぴったりだと思います。

　しめしめ、これで中学二年までの単語対策はばっちり・・・と思ったのに・・・。

「何、お母さん？　これって寝る前にかけて寝るためのCDなの？　僕はこっちの方が眠れるなあ」

そういって出してきたのは辞書におまけでくっついている英語音声学のCDです。淡々とただ発音を繰り返す単調さは5分で寝れるぜ。そして予想通り5分で落ちたクールボーイ。くそぉ、思ったようにはいかないなあ。