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進歩の日々を自分らしく

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2015.09.15
XML
カテゴリ:思考の多様化
***************
 学習や仕事をしている限り進歩があります。それどころか、人生は
日々進歩の積み重ねなのです。しかし、戸惑ったり焦ったりすることは
ありません。自分らしく進めばよいのです。意欲的に自分らしく日々
進歩を重ねることへの想いを、週間記に書き綴っています。
***************

 秋雨前線の下で始まった9月でしたが、ようやく抜けるような秋空
を仰ぐことができるようになりました。あと10日ほどで中秋の名月
(9月27日)が楽しめます。

月の光、すすきの穂、盃に射す影、といったところが定番でしょうが、
現代のお月見に相応しい何か新しいことはないでしょうか。当日は
晴天だといいですね。

PHT_069.JPG

 今回のお勧めは、風流なお月見を提案する次の言葉です。

◎すすきの影が長く引いて◎

 縁側に備えたすすきの穂が影を長く引いています。月は中天に掛り
明るく庭を照らしています。月の光を浴びながら、じっとしていると
色々なことが想い出されます。それはきっと自分の人生で好ましい
印象を残していることなのでしょう。いいですね、こんなお月見も。

 自宅に縁側を持つ人は今は少数派でしょう。残念ながらぼくも
多数派の1人です。それでも、すすきの穂と盃は何とかするとして、
当日は晴天の下で月の光が欲しいものです。

やはり、現代のお月見に相応しい何かを生み出さなければならないの
でしょう。若い頃は、お月見ハイキングと洒落込んで、月が昇る頃に
山や高原を歩いたこともありました。もちろん盃も持参して。

 これからもどうぞ進歩の日々をお楽しみください。

 ==============================


◆手段から問題の姿を明らかにする◆

 問題の発生に対処するための一般的な流れは、次のように考える
ことができます。

<プロセスA>
  1)未だぼんやりとしている望ましくない状態
     ↓
  2)望ましくない状態に関する情報収集
     ↓
  3)望ましくない状態の原因の追究
     ↓
  4)見い出された原因を除去する施策の実施

<プロセスB>
  1)、2)は同じ
     ↓
  3)望ましくない状態から発生するであろう問題の想定
     ↓
  4)想定された問題の発生防止策の検討、および発生した場合の
    対処策の検討
     ↓
  5)見い出された発生防止策の実施、および発生時の対処策の準備

プロセスAは、問題の発生の温床となりそうな状態をもたらしている
原因を除去して、問題の発生を防ぐことに取り組むものです。

プロセスBは、問題の発生の温床となりそうな状態からどんな問題が
生まれてくるかを検討し、その問題の発生防止策の実行と発生時の対処
策の準備に取り組むものです。

 プロセスAのような取組みのほうが望ましいことは、ほとんどの
人たちが理解していることです。しかし、実際に行うとなりますと、
プロセスBのほうが圧倒的に多いようです。その理由として次のような
ことが言われています。

・未だぼんやりとしている望ましくない状態があるというだけでは、
 多くの人たちは望ましくないとは思っても、その状態を解消しようと
 する行動には出ない

・問題として認識できる事象が起っていなければ、多くの人たちは動か
 ないのが常である

・問題が認識されてはじめて、多くの人たちはその発生防止や発生時の
 対処について考えるようになる

こうした理由から、多くの人たちの行動はプロセスBの流れに乗ると
いう訳です。そこでもう一歩踏み込んでみることにします。

 プロセスBの3)について考えてみます。この段階での問題の想定は
思う以上にむずかしいのです。望ましくない状態が未だぼんやりとして
いることが多いのですから、その状態が温床になって引き起す問題を
想定することが困難なことは当然のことかもしれません。

 このような困難に遭遇した場合、恐らく論理的に思考を進めることは
あまり効果的ではないでしょう。むしろブレーンストーミングのような
発散思考を使うほうがよいようです。

即ち、イメージに浮かんだことをどんどん出していくのです。
・こんなことをしたら状態がどう変るだろうか
・こんなことができるがそれは何の役に立つのだろうか
といったことに止まらず、

・こんなことをすればこういうことに効果がありそうだ
・こんなことを実施すればこんな問題は起らなくなりそうだ
といったことまで、自由に出していくのです。

原因だとか、手段だとかにこだわらず、頭に浮かんだことは何でも、
全て出していくのです。

 こうして出てきたものは恐らく、玉石混交であったり、原因に関する
ものも手段に関するものも混然としていたりすることでしょう。しかし
この中に問題を明確にするものが含まれていることが多いようです。

特に手段に関するものの中に、そういった類のヒントがあるようです。
手段とは、何かを解決しようとするものです。手段を提示することは
その裏に、それが解決できる問題を含んでいます。

このようにして浮かび上がってきた多くの問題を、「未だぼんやりと
している望ましくない状態」と突き合わせて考えることにより、問題が
姿を現わすことが多いのです。

 こうしたやり方で問題の定義や想定を行い、成功につなげた事実も
実際に報告されています。

 何らかの問題が発生しそうだがそれを特定できない、未だぼんやりと
した状態を感じた時、こうしたやり方で、関連する手段に関する情報や
現象や知識を集めて検討することを考えてみることは、現実的に有効
なのです。

こうした問題を明らかにする手法は、個人や組織の問題解決能力を高め、
更なる進歩をもたらす力となるでしょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★進歩の考房からのお知らせ
 初回開催以来、9月で10年が過ぎます。これを機に一旦閉房します。
 しばらくの間をおいて、姿を変えて再び開房することを考えています。
 9月の最終回は下記の通りです。
  日 時:2015年9月17日(木)午後6時30分~8時30分
  テーマ:対話や談論の意味、価値、効用についての総括
  会 場:神戸市勤労会館304号室(神戸市中央区雲井通5-1-2)
       (JR三宮駅浜側を東へ徒歩で約5分)
  ご案内サイト:
   http://homepage1.nifty.com/koken_pat/kowbow.html
  ご連絡先:
   メールアドレス hiro.oshima@nifty.com>
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆事を成す体系の修得を通して、若手人材を育てよう◆

 新入社員の時は右も左も解らないような状態で、仕事を与えられると
不安になり細かいことまで先輩に聴き回っていた、という経験は大多数
の人たちが経験していることでしょう。

指示された仕事に関して、ゴールを定め、期限を設定し、行動の設計を
行い、実行の中で修正しながら完成させる、といった仕事の進め方を
修得し、自立性・自律性を高めていく中で中堅社員が育ち、マネジャー
予備軍にまで到る人材が生まれます。これが「事を成す体系=事成学」
と呼ばれるものの基礎にあるものです。

 大多数の人たちは仕事をしています。だが、仕事で成果を出す人たち
がいる一方、成果を出せない人たちもいます。この違いは、才能や知能
といったものではありません。「事成学」を身に付けて実践し、日常的
に事を成す力を研鑽し続けているか否かにあるのです。

この「事成学」を知っていただくためのセミナーを行っています。

・事成学とはどういうものか
・事成力を高めることによって得られるもの
・どんな対象にも共通する、事成学の基本
・今日からすぐ、事成学に取り組もう
・事成学ゼミナールの勧め

※ご要望に応じて事成学セミナーを実施しています。ご相談ください。
  お問い合わせは hiro.oshima@nifty.com

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★隠れていた発想が見えてくる
  ━━戦略的対話をお勧めします━━
 ・対話の中で、自分の考えが鮮明な姿を見せることがあります
 ・これを誘発するのが戦略的対話です
 ・対話の持つ力にご関心をお持ちの方は、下記をご一覧ください↓
 http://homepage1.nifty.com/koken_pat/conversationfunc.html
   ご相談はこちらへ hiro.oshima@nifty.com
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◆東日本大震災への復興支援を続けます◆

*震災から4年以上が過ぎました。復興には10年超が必要です。
*ボランティアだけで長期間続けることはたいへん困難なことです。
*忘れないようにしたい、自分のできる領域と範囲内で支援を続けたい、
 多くの人がそう思っていることでしょう。
*そのための一つの手段を提案します。↓

 ~東日本大震災復興支援募金 応援講座にご協力をお願い致します~

是非、下記のウェブページで詳細をご一覧の上ご協力を賜りたく、
よろしくお願い申し上げます。
 http://homepage1.nifty.com/koken_pat/touhokubokin.html
  お問い合わせは hiro.oshima@nifty.com

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★サイト「経営改善で会社を元気に」に次のメッセージを掲載中です
  *役割を定義し直してみる
    http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 進歩の考房 主宰
  産業人OBネット 正会員 大島啓生
   E-mail hiro.oshima@nifty.com
   URL http://homepage1.nifty.com/koken_pat/
  神戸市垂水区桃山台5-7-7  郵便番号655-0854
   TEL:078-755-2276 FAX:078-752-9097





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Last updated  2015.09.15 06:59:47
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