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進歩の日々を自分らしく

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2018.05.08
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カテゴリ:思考の多様化

***************

 学習や仕事をしている限り進歩があります。それどころか、人生は

日々進歩の積み重ねなのです。しかし、戸惑ったり焦ったりすることは

ありません。自分らしく進めばよいのです。意欲的に自分らしく日々

進歩を重ねることへの想いを、週間記に書き綴っています。

***************

 心が浮き立つとともに、喧騒の中の一週間が過ぎました。これから

2ヶ月あまりは落ち着いて過ごせそうだと期待しています。その間に

集中したいことがありますので、じっくりと腰を据えて取り組もうと

思っています。でも、実際はどうなるでしょうかね。



 今回のお勧めは、挨拶の大切さを示す次の言葉です。

◎挨拶/あなたは必要な人◎

 「おはようございます」「お先に失礼します」「いってらっしゃい」

「お帰りなさい」などの挨拶の積み重ねが人と人との関係を心理的に

強める働きをします。挨拶は「あなたは私に(会社に)とって必要な

人」というメッセージなのです。日々明るい挨拶を交わしましょう。

 初めてアメリカに行った時に驚いたことがあります。知人ではないと

見える人たちが、ホテルのエレベーターや廊下で出会うと挨拶の言葉を

交わしているのです。在住の知人によれば、「私はあなたの敵ではあり

ませんよ」ということを伝えているのだ、ということでした。挨拶とは

自分の身を守る手段の一つでもあるようです

 これからもどうぞ進歩の日々をお楽しみください。

 ==============================

◆もっと主観を◆

 「もっと光を…」とはゲーテの臨終の言葉です。この言葉がふと浮か

んだのは、論理性と客観性が支配的である今の時代、そしてそれが必ず

しもうまくいっていない今の時代を考えている時でした。今回のタイト

ルはこれにあやかることにしました。

 中世からの目覚め、産業革命、科学の発展と進んできた近代を経て、

今は科学的思考が支配的な状況です。科学の世界では厳格に客観性が求

められますから、論理的にかつ客観的に思考することは当然のことです。

ところが、論理的かつ客観的な思考は科学の世界に留まってはいません

でした。主観的な思考が必要な分野や領域にも客観的な思考が入り込み、

そこから主観性が排除されることが多くなったのです。企業経営や事業

の推進、およびそれに関わる仕事などがそれに当たります。

 経営や事業、それに関わる仕事といった類の人の営みの世界では、

アート的な要素も多分に含んでいるため、主観性が必要とされます。

これまでの多くの事実がそれを語っています。

即ち、大事業や画期的な事業を成功させた事業家や経営者たちには、

主観性への大きな志向があったと見られるのです。後世の学者たちは

彼らの思考と行動のプロセスを分析して経営理論を打ち立てました。

こうして生まれた経営理論は論理的かつ客観的なものだと言えますが、

その研究対象となったものには主観的な要素が多分に含まれているの

です。経営理論に盲従して経営を行うと失敗すると言われる原因は、

そんなところにもあるのでしょう。

事業の推進や企業の経営では、論理的かつ客観的に考えることが欠か

せませんが、主観性の介入をもっと積極的に受け入れるほうがよいの

ではないかと思われる面も多々あるようです。

 「知的創造企業」などの著書で知られる野中郁次郎教授らは、MBB

(Management By Belief)即ち、思いのマネジメントを提唱し、次の

ようなことを語っています。

「これまで主観は、論理的分析優先の世の中で、経営の中でまともに

扱われず背後に追いやられていた。しかし、WHATの位置づけを高め、

考える現場を取り戻すためには、この主観をきちんと経営の中に位置

づけることが必要だ。このような主観と客観、右脳と左脳、アートと

サイエンス、WHATとHOW、思いと数値目標、このバランスを回復しな

ければならない」(一條和生・徳岡晃一郎・野中郁次郎『MBB:思いの

マネジメント』東洋経済新報社より)。

論理的・合理的に打ち出した数値目標を効率的に達成するように管理

するというMBO(Management By Objectives)偏重では、組織も個人も

疲弊して行き詰まってしまう、というのがその主張です。

 現実に、組織のトップで指揮をする経営者も、中間管理職も、前線の

社員も、客観的に・分析的に・論理的にという呪縛に囚われ、主観を

前面に打ち出すことが少なくなっています。

有能と見られる多くの社員たちはロジックを組み立てたり、フレーム

ワークの中に収めたりすることに懸命になり、その結果として、洩れや

ダブリを気にして思考が深まらなかったり、窮屈になったりしている

ように見えます。

説明や発表の場では、ロジックに欠陥がないかどうかを捜し回るような

聞き手が大勢であるのも、前記のような傾向を強めているのだろうと

考えられます。

 いま必要とされているのは、「自分たちはこの事業をこうするんだ」

とか「これを任された自分たちとしては、こうすればうまくいくと確信

している」といった主観性を含んだ意志の表出です。

そういった説明や発表を受け容れる側にも、論理性や客観性を基盤にし

ながらも、受け容れ側としての自分の意志を含んだ、ある種の主観性が

求められているのだろうと思います。

こうしたことが行われるようになれば、売上目標・・円といった数値

目標だけが組織内を跋扈するようなことが無くなり、組織全体で共感

できる、真の意味での事業計画や経営計画が打ち出されるようになるで

しょう。

 想像に過ぎませんが、アップルの会長時代のスティーブ・ジョブスは、

かなり高いレベルの主観性を持ったメッセージや方針を表出し、これに

組織のフォロワーたちが具体性を付け加えていったのではないかと感じ

させるものがあります。

 現代社会を生き抜いていく上で客観性は不可欠です。しかし、進歩に

向かって踏み出そうとするならば、客観性を重視しつつ主観性を上手に

取り込むことが重要だろうと思います。私たちの周囲には「もっと主観

を重視しよう」と思えることが多いのです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★サイト「経営改善で会社を元気に」に次のメッセージを掲載中です

  *有効な差別化の実現のために

    http://kokenpat.cafe.coocan.jp/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

◆単純に時の流れを味わうのも良し:心学からのヒント

 私たちの生き方は、心の在り方にも左右されます。これを追究する

ことは生き方の向上につながります。心の在り方を追究する上でヒント

になりそうな言葉を贈りますので、自己の現状と突き合わせてみて、

少しの間だけでも想いを巡らしてみてください。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  自分を取り巻く様々なことを気にせず、時間が過ぎるのを気にせず、

 単純に時の流れを味わうのも良いではないか。今はそんな時ではない

 と思うことが多い中で、あえてそれをやってみるのだ。必ず何かが

 得られるはずだ。命の音が聞こえるかもしれないし、天の声が下りて

 くるかもしれない。

 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

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★東日本大震災からの復興支援にご協力をありがとうございました。

*皆様からご協力いただきました支援金は、東日本大震災遺児育英資金

 「もも・かき育英会」に寄付させていただきました。

*震災からもう7年が過ぎましたが、復興には10年超が必要です。

 これからも引き続き、同育英会には寄付を続けてまいります。

    大島啓生 E-mail <hiro.oshima@nifty.com>

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 大島啓生

  進歩の考房 主宰

  認定NPO法人 産業人OBネット正会員

   E-mail <hiro.oshima@nifty.com>

   URL <http://kokenpat.cafe.coocan.jp/>

   神戸市垂水区桃山台5-7-7  郵便番号655-0854

   TEL:078-755-2276  FAX:078-752-9097






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Last updated  2018.05.08 07:12:24
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