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カテゴリ:仕事と人間心理
決めた! 来月からの増税を前に、我が家は「棚卸し」をしようと。 記事を進める前に、棚卸しについて説明したい。 棚卸しとは、簡単に述べれば、在庫管理のこと。お店に例えるなら、商品ごとに今の時点で何個あるか、実際に数えるのだ(この時、品質チェックも同時に行う)。 在庫数を正確に把握することにより、まず、実際の利益がわかる。 仮に原価100円の商品を100個仕入れるとする。仕入高は10000円。これを店では200円で売るとする。全部売れたら売上高20000円。売上20000円−仕入10000円で利益は10000円になる。 ところが、そうは問屋がおろさないのが現実社会。ここでは半分の50個が売れたとしよう。すると売上高10000円−仕入れ高10000円になるのかと言うと、違う。売れたのが50個なのだから、仕入高も50個分の5000円となるのだ。 つまり、売上高10000円−仕入高5000円。 真の利益は5000円ね。 在庫数調べの棚卸しあればこそ知ることが出来る。 次に無駄な発注がなくなる。 バックヤードの片隅にポンと置き去りにされた商品があったのに、ないものとしてまた仕入れてしまった。 こういうケース、けっこうどこの店でも多いのよ。 他にも棚卸しのメリットは諸々あるのだが、、、それを承知の上で、スーパーでアルバイトをしていた時の私同様、棚卸し作業は、家電店にしろブティックにしろ旅行代理店にしろ、そこで働く人には敬遠されることが多い。 だって、手間がかかるんだもの。 「単に商品の在庫数を数えるだけじゃん」 とおっしゃるあなた。 一度、店に立って、棚卸しをしてごらん。 「えーっ、ミネラルウォーターだけでも、こんなに種類があるの? メーカー別はもちろん、サイズ別、フレーバー別、、、えーっ、これを一つ一つかぞえないといけないの?」 と、目を剥かれるはずだ。 ゆえに、こんな時代になっても、棚卸しはロボットでは出来ないし、以後もそうだろう。 ここに、企業の「棚卸し」を家庭にも応用できる素地が潜んでいるのではないかと思うんだよ。 次回、我が家の例で示そう。 写真は、一番上の孫と一番下の孫。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.10 23:15:20
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