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カテゴリ:仕事と人間心理
昨日の現場は、忍者の里、滋賀県甲賀にある店で、担当は、タンパク質を強化した商品。
事前に渡された(担当商品の)資料に目を通していたところ、高血圧の治療で通っていた、以前のかかりつけ医の言葉が蘇った。 「良質のタンパク質をとると塩分摂取の減少につながるため、高血圧の予防に効果が期待できることが知られている」 事実ならこれはセールストークに盛り込むことが出来るわいと、信憑性を確かめるべくネット検索をかけ、医療専門職に就く複数の親戚にも直接に尋ねたところ、科学的な裏付けがとれた。 当日、お客様との会話の中でさりげなくアピールしたところ、大受け。 「そうなん。タンパク質にはそんな働きがあるん」 「ウチも全員、血圧がヤバいからなあ。エエことは皆いちおうやってみんと」 「味も悪くないし、これなら毎日とれる。それで健康にも良いのなら」 話題と評判を呼び、価格はお世辞にも買い求めしやすいものではないのに、売上結果はほぼ完売。 購入、そして非購入でも試食トライして下さったお客様に感謝すると同時に、いかに高血圧に悩んでいる方が多いか、あらためて知った思いだった。 このように、自身の病歴や生活歴をも、扱いようでは商売口上に出来るのが、宣伝販売の仕事の良さ。そう言えば、10年ほど前、鉄分ドリンクのデモでこちらの貧血体験の話をしたら 「あー、おばちゃん、私、今その症状で悩んでいるんですぅ」 と、多くの女性が商品を買ってくれた。 となれば、この1週間さんざん苦しめられた喘息と花粉症も、いつか仕事に役立つ時がくるのだろうか。 写真は、現場に近い駅の1つ、水口城南駅で見た桜。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.04.09 18:24:34
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