ここのダイヤモンドな人生

地域貢献活動の一環として、わが支社では南麻布の老人介護施設でボランティアをしています。　たいそうなことをするわけではなく、毎週火曜日にメンバー二人組が交代で施設にお邪魔して、お年寄りの皆さんの話し相手になったり、一緒にゲームをするというものです。

体の不自由な方、会話ができない方、いろいろな方がいますが、皆さん70,80年も生きてこられたという意味では、人生の大先輩です。　毎回お爺ちゃん、お婆ちゃんとおしゃべりをするたびに、胸が熱くなったり、はっとしたり、考えさせられたりします。

たとえば、あるお婆ちゃんとのおしゃべりで響いた今日の一言：

”もしも皆ができていて、自分ひとりできないことがあるとしたら、それは自分の努力が足りないからです。私は昔からそんな思いで人一倍の努力を続けてきました。あなたたちは若いのですから、努力をすることに対して手を抜いてはいけませんよ。”

”せっかくこんな年寄りたちのために貴重な営業時間を使って、こういう施設に来てくれているのですから、何かを学んで帰ってくださいね。ここにきてよかったと思ってもらえれば、私たちも嬉しいですから。”

常に、私たちは”努力は裏切らない”という言葉を信じて、弱い自分に勝ち、昨日の自分よりも今日の自分が少しでも強くなっていたいと思いながら、日々営業活動をしています。　そしていつも私が心がけていることは、お客様に会うたびに、その方が保険に入る入らないにかかわらず、”児玉さんに会ってよかった～”って思っていただけるような時間を提供することです。

90歳近いおばあちゃんから、予想もしていないタイミングでこんなことを言われ、とても暖かいエールを送られたような気持ちになりました。本当にこの施設で高齢者のお手伝いができてよかったと毎回くるたびに思っています。

皆さんも、ぜひ一度ボランティアをやってみませんか？　気持ちが透明になって、人に対して優しくなれるような気になりますよ。