2011/01/29(土)19:42
エキゾチック~
以前もフラットチェイシングのポットの画像をチラリと載せましたが、こちらは別バージョンです。
四角などの額縁の中にモチーフを打ち出したり、フラットチェイシングで周りをインドの模様で埋め尽くす。。。いわゆるインドの影響を深く受けたであろうデザインは、1870年前後~1890年頃まで大変良く見られます。
打ち出しも、凹凸の一番高い部分を平らに同じ高さになるようにされているのが特徴です。
そしてこのようなデザインの、1860~1870年頃に作られた多くのポットのつまみが蓮。
↑の星座のモチーフは特に良く見かけるのではないでしょうか?
大原照子さんの著書にも愛用ポットとして、同じ星座のモチーフ物が掲載されています。(ポットの形は全然違いますが)
それでかどうかは分かりませんが、私が銀器を集めだした頃はこの星座のモチーフのポットを良く見かけ、また良く売れていたようです。。。
以前の載せた画像がこちら↓
これらのタイプはポットの裏にも模様を入れたり、内部にゴールドウォッシュをしたりして拘って作りこまれているんですよ。
あぁ、サイズを忘れていましたね~。
こういうタイプは大きなサイズもあるのですが、私は小さいのが好きなので全部小さいです。
容量350cc~550ccくらい(満水で)かな?
こんなデザイン&サイズのポットは、お煎茶にピッタリ~!!!
ちなみにシルバースミスは、私の大好きなGeorge Fox(最初にアップしたポットと星座のポット)とStephen Smith 。