雑煮
主人はお餅が大好物である。年末には姑と二人で餅つきをした。5キロのもち米を搗く。妹や姉に送る分も一緒に搗くので数としては結構なものになる。手のひらが真っ赤になるほど熱い餅を大きさを揃えて丸めていく。主人の喜ぶ顔を思い浮かべながら只ひたすらに餅つきをした結果、お正月のお雑煮は「美味しい美味しい」と満面の笑顔で雑煮を食べる主人。「去年より小さめに丸めてあるから4個か5個までは大丈夫よ」やはりメタボ対策である。主人は太ってはいないのだが、食べすぎると胃がもたれるのだ。薬に頼りたくない性格なので私が注意しなくてはいけない。そこで今年のお雑煮は野菜を沢山入れてみた。出汁は前の晩から昆布と干し椎茸でとる。大根、里芋、三つ葉、水菜、かまぼこ、椎茸が我が家の定番である。お餅は主人が焼いてくれる。お節も息子のいないお正月では主人の好物のみ。数の子、あげまき、黒豆、きんとん、煮物、酢の物などでことが足りるのである。すべて少しずつで満足してくれるのだ。家計に優しいだんな様である。シチューが好きな主人のリクエストで朝は雑煮、昼はシチュー。夜は軽めに温野菜。明日から仕事始め。私はウォーキングも再開する。夫婦水入らずのお正月も平和に過ごせたことに感謝したい。