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カテゴリ:日々徒然
こんばんわ。古今東西です。
下関へミュージカルを観に行ってきました。 下関市民ミュージカルの会定期公演『ジパング』 今日と明日、2日間計4回公演です。 市民ミュージカルについて少し触れておきます。 1988年に発足。 毎年定期公演を8月に、それ以外に特別公演もされています。 構成員はすべて市民。入団に特別な資格はいりません。 ただし、公演にむけての練習はそれなりにハードではあります。 そりゃ舞台に立つわけですからね。 作品は、見ていて元気が出るようなものが多い気がします。 代表が劇団四季研究所出身のせいか、若干四季テイストがあるように思います。 わたくしがこの団体を知ったのは中学生のとき。 学校の先生がこの団体にいらっしゃるというのを聞いたときですね。 で、古今は高校時代に少しだけこの会に所属しておりました。 そのときに出演した公演が、同じ『ジパング』だったのです。 (出演といっても舞台のはしっっっっこですけどね) 今回どのような作品になっているのか興味がわきまして、 せっかく観に行ける距離に住んでいるんだし!と思い立ち、行ってきました。 あまりに無計画すぎるので特に友人と会ったりの予定はナシ。 (寝坊したらやめよう、くらいに思ってましたしね) 下関についてから、駅前のお店でタピオカ入りティーを注文し、 飲み終えてから下関市民会館へ。 当日券を買って、パンフもらって中へ。 前から15列目くらいの中よりに座ってパンフを見る。 おお、高校のときの後輩や他校の先輩出てるジャン! わたくしと同時期に入った方もいらっしゃいました。 ずっと続けてるんだ。すごいなぁ。 こっちが一方的に覚えているだけですが、懐かしい。 初回昼公演のせいか、お客さんはそれほど多くはなかったです。 さて、始まり始まり。 (ここから若干内容に触れます。文字色を薄くしておきます。 もし観に行く方いらっしゃいましたら、読むのは自己責任でオネガイシマス) フビライ=ハン治下のモンゴル帝国が舞台。 ハーンは2度日本に攻め入るも失敗、八つ当たりで部下とその妹を島流しに。 黄金の国といわれるジパングが実は違うという軍将軍の主張、 その生き証人として連行された日本人姉妹、さよときよ。 マルコ=ポーロはフビライの信頼を得て滞在。 姉妹はマルコのとりなしでハーンにジパングの姿を話すことになるが、 殺されることを恐れた姉妹は、ハーンの意に沿うよう、ジパングは黄金の国だと嘘を語る。 しかしそれが元でハーンに三回目の日本遠征を決断させてしまう。 日本で父母を殺され、さらに自らの嘘で多くの犠牲を出すことを恐れた姉妹は・・・ 島流しにあった兄弟のその後は・・・ 多くの思惑が渦巻く中でマルコ=ポーロがとった行動は・・・ そして、黄金の国ジパングの真の姿は・・・ 構成自体は前回公演と同じ。 出演人数をぐっと減らしてましたが、むしろちょうどいいように思いました。 途中の全員で踊るところの迫力も十分! マルコ=ポーロ非常によかった。歌もうまいしダンスもしなやか。 あと、最後のほう、ハーンに忍び寄る日本人女性、さよ。 声や表情が非常によくてゾクゾクしました。 途中、少し演技が薄いな~と思うところもありました。 剣持った敵が目の前にいたら、たとえ会話してても隙は作らないだろう、とか。 いくら急いでいるからとはいえ、剣を鞘に収めずに走り出すかしら?とか。 他、ダンスやらいろいろ見ていて多少気づいたりはしましたが、 納得し得る範囲でしたし、全体的にまとまっていました。 やっぱりレベルは高いなぁ。 市民の作るミュージカルでこれだけのものを作れるのはすごいです。 個人的には下関が誇れるものの一つだと思いますね。 もっとアピールしてもよいのでは、と思いますが、 公式HPは現在メンテ中らしい。今こそ閲覧できるようにしとかないと! 来年は設立20周年で、生演奏を持ってきたりするかもしれないらしいです。 次も観に来たいなぁ。 では、それに向けて個人的要望を一つ。 代表の歌が聞きたいんだ! ひとつよろしくお願いいたします。 ミュージカルを観ると、帰りに歌ったり踊ったりしたくなるからいかんですね。 自分を抑えるのに必死です。 下関駅構内に入って、「かこーん」とか聞こえるから何かと思ったら、 ししおどしでした。いやまじで。 なかなか風流ですね。 小倉まで電車で行き、魚町銀天街を少しぶらついて、 バスに乗り換えて帰宅しました。 それでは、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 18, 2007 09:26:02 PM
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