心日和

先日、市の3歳検診に行って来ました。
3歳検診と言っても、私の市では3歳半でするんですけどね。

検診は午後からなので、午前だけ幼稚園に行ってもらおうかとも考えたんですが
バタバタしそうだし、希望者は歯科検診の後にフッ素を塗ってもらえるので
行く前に歯磨きちゃんとしたいしなぁ・・・。
など考えて、結局お休み。

何で3歳でやってくれないんだろ。。。


3歳検診では、自宅で済ませて行く視力検査と聴力検査があります。

聴力検査は何種類かの絵が書いてある紙を子供に渡し、1メートルぐらい離れた所から
ささやき声で『犬はどれ？』
などと言って指さしてもらいます。
これは2人とも特に問題なし。

視力検査は、「Ｃ」の紙を2.5メートル離れた所から見せて『上、下』などと答えてもらうもの。
上・下はいいとして、右左はまだまだ間違える2人。

右手には赤の色鉛筆、左手には青の色鉛筆を持って、左右は色で答えてもらいました。

カナタはすぐに出来たんですが、ハルカが本当に時間が掛かりました
『穴の空いている方を答える』

という事を理解するのに、相当時間が掛かったんですよね。
本当にこちらが不安になるくらい。

負けず嫌いのハルカは、カナタだけがキチンと出来る事にも相当イライラ。
『もうやりたくない』
って拗ねちゃったりして・・・。
私が『そうじゃなくて・・・』ってちょっとイラッとしたのも伝わったんだろうな。
ゴメンよハルカ。

でも時間をおいて何度かやったら、急に出来るようになり
2人とも両目・左右ともきちんと答えられました。


一安心で迎えた当日。
『検尿』という行為に朝から大興奮の2人

『おしっこどこ持ってくの～』

保育園の時もやったんだけどね・・・（その時はここまでの反応はなかった）

少し早めに会場に着いたけど、もう十数人は来ていました。
何をされるのか怖がって大泣きの子もいて「うわぁ、お母さん大変だなぁ」なんて、人の心配をする余裕もある私。

この後に起こる事なんて何も知らずにね・・・フフ


絵本を読んだりして待ち、まずは保健師さんの問診。
知らない人に緊張する2人を膝に乗せ、まずは私と問診票に沿って話し、その後ハルカカナタにも質問するという流れでした。

保健師さん『こんにちは』
ハルカ　『・・・』
カナタ　『・・・』

『お名前教えてくれるかな？』
『教えない』
『あ、お母さん車だよ～』　（置いてあった絵本を見て私に話す。つまり無視）

『何歳かな？』
『言いたくない』
『・・・』

『幼稚園でお友達出来たかな？』
『出来ません』
『そんなの（お友達）はいりません』

↑なぜかこういう事だけはちゃんと答えるのよね


まぁこんな感じで全くお話にならず
『いつもお家では会話のやり取り出来てますよね？』
と聞かれ、家では普通に会話をしている事を伝えると、特に問題ないとの事で終了。


次は身体測定でした。


パンツだけになって身長体重と頭囲を測る。という事で
まずは脱がせようとしたんですが・・・
超抵抗

『嫌だ～ハルちゃんのパンツ見られちゃう～』
『パンツなんて恥ずかしいじゃん』

誰も見ないよ・・・

と心の中で突っ込みつつも

『大丈夫、今日は可愛いキティーちゃんのパンツだもん。見られても平気だよ』
『カナタも電車のパンツだからカッコイイよ』

とか言いながら、何とか脱ぐ気になった2人の元へやってきたのはフリーの職員さん。

脱ぐの手伝おうか？と言ってカナタに触れた途端、カナタ壊れました。
多分知らない人に手伝ってもらうのが嫌だったんだろうね
超マッハで服を脱ぎ、椅子からダイブ・・・笑いだして止まらない

その様子を見たハルカも『脱いじゃいま～す』とか言って笑いだし・・・
もう本当にご迷惑おかけしましたってぐらい大騒ぎ。

周りの人の視線を痛いほど感じ、ただでさえ２人いて目立つんだから勘弁してくれ～
と思ったのでした。


測定結果は
ハルカ　身長：92.0センチ
　　　　　体重：12.75キロ

カナタ　身長：97.9センチ
　　　　　体重：15.0キロ

こちらは特に問題なし。
カナタは成長曲線の真ん中あたり。
ハルカは下の方だけど、曲線に沿って大きくなってきているので問題ないとのことでした。





そしてパンツのまま小児科検診。
まずはハルカから
先生『名前教えてくれるかな？』
ハルカ『パンツぱんくろう。あはは～パンツぱんくろう～』
カナタ『パンツぱんくろうだって』

『今何歳かな？』
『パンツぱんくろうで～っす』
『パンツぱんくろうか・・・
　お母さん、いつもはもうちょっと落ち着いて話が出来るんですよね？』
『ハイちょっと今日は興奮しちゃってスミマセン・・・』
『じゃぁ問題ないですね』

そしてカナタ。
『お名前教えてくれるかな？』
『パンツぱんくろうですっっ』

お前もかっっ

パンツぱんくろうは、もう終わりましたよ・・・。


『何幼稚園に行ってるのかな？』
『そういう事は言いたくありません。』（キッパリ）
『お友達は出来た？』
『お友達はいません』

自信満々だけど、物凄く感じ悪いんですが・・・
話に夢中（？）になっている間に、先生にパンツのゴムを引っ張られて
こっそりチンチンをチェックされてるのに気付かないカナタ。
母的にはツボでした（笑）

そんなこんなで、何とかこちらもパス。


歯科検診は2人とも虫歯はなし
2人ともいい子で口を開けてくれて、安心しました。
私と向かい合って抱っこして、そのまま先生の膝に倒れる形での診察でしたが
先生の膝に倒れる時に、ハルカは空中で止まってフェイントをかけてました
素敵な腹筋をお持ちのようです。

診察後はフッ素を塗ってもらって終了。


最後に保健師さんとのお話がありました。

順番が来るまでおもちゃで遊び、側に保健師さんが来て話をする形だったんですが
何かこれでドッと疲れました。

だって『友達出来た？』ばっかり聞くんだもん。

ハルカカナタには『幼稚園で友達出来た？』

もうこの質問には飽き飽きしていたようで、2人とも無視。
「2人でずっと遊んでいるみたいで、あんまり他の子と関わろうとしないみたいです。
幼稚園の先生には、まだみんなそんな感じだから心配ないって言われてるんですけど・・・」
って話したら
『まぁ、双子ちゃんだからしょうがないよねぇ・・・』
（↑悪気はないのは分かっているけど、気にしているのでネガティブに聞こえる。）


私には『こっちでお友達出来ました？』
『お子さんを気軽に預けられるようなお友達はいますか？』

『子供を通しての友達は何人か出来ましたけど、預けられるような人はいないです。
2人ですし、預かる方も大変なので・・・』

って答えたら、妙に心配されたんですが・・・
子供を気軽に預けられる程の友達って、そんなに簡単に出来ないんじゃないかなぁ・・・
と思うのは私だけ？
地元にだって数人しかいませんよそんな友達（←でも機会もなかったから実際に預けた事はない）

きっとカルテに母も子も友達いないとか書かれてるんだろうね
とか心の中で思いながら、ヘトヘトになって会場を後にしたのでした。


まぁ、無事に自分1人で2人の検診を終えられたので良しとしましょう。
しかし、検診というのは疲れるものですね。。。

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