親への配慮も大切、子どもを嫌う場合
親への配慮も大切、子どもを嫌う場合 「子どもを嫌いだとか憎いと感じてしまう場合」とは、子どもが思うように行動してくれないので、個々の行動に対して感情的になるだけでなく、子どもを憎い、愛せないと思ってしまう場合です。子どもを憎いと思うと、子どもが少しでも思うように動いてくれないと腹が立ってしまいます。時には、子どものことを考えたり子どもの姿を見たりするだけで、イライラしてしまいます。子どもを憎む、嫌う気持ちは、もちろん、好ましいものではありません。子どもだけでなく親にとっても、精神的負担となります。この場合に、親に対する「子どもを愛さなければいけません」とか「子どもを無条件に受け入れましょう」という助言は、実行不可能で、さらにトラブルを増す危険性があります。この場合、子どもに対する親の現状認識が親の心の限界を越えており、親の力だけでは親子関係の問題を解決することは難しくなります。私達は、親を支援することが大切です。特に、親のカウンセリングをして、最終的には親を笑わせることが大切です。もちろん、まずは、親の悩みを聞いて共感します。そして、多少とも親が冷静になったところで、親が苦労していることを感動してあげます。その努力の素晴らしさを評価してあげます。上から目線の評価というよりは、感動したという感じの下から目線の評価をします。さらに、楽しい話題に持っていきます。面白い話を取り上げて、雑談を楽しめるようにします。また、出来れば、クイズを出したりジョークを言ったりして、笑えるようにするのです。私は、カウカセリングは、エンターティンメントであるべきだと思っています。このことに関しては、本書では詳しくは書きませんが、そうして、親御さんの気持ちを和やかにするのです。簡単に言えば、親が「子どもを嫌いだとか憎いと感じてしまう場合」は、穏やかな親子関係を築くために、子どもだけでなく親の性格も変えることが肝要だということです。嫌いとまでは行かなくても、常に感情的な親の場合は、子どもと親の性格を変える働きかけが必要と思われます。理性的な人の場合には、その人に判断を任せて良いでしょう。子どもが困ったことをした時に感情的になってしまう親の場合には、子どもの性格を変える働きかけをお勧めします。ペーパーバック アマゾンから。 自閉症児の社会性を育てる: ―リラックスした喜びで伸びる人間関係と学習力―1430円https://www.amazon.co.jp/dp/B07CZ8GG1L/落ち着きのない子がゆったり出来る方法: ADHDの子も落ち着ける880円http://www.amazon.co.jp/dp/B01EWTAZLS頑固な子も素直になれる― 固い心をやわらかい心にする方法 ―880円http://www.amazon.co.jp/dp/B07GLP4VX6ひきこもりは笑いで解決人との楽しいコミュニケーションが大切http://www.amazon.co.jp/dp/B07PWY1QF1 ほどき心理相談所心理相談、発達相談を受けています。hodokio@sirius.ocn.ne.jpメール相談は、無料です。