テーマ:成功と自己実現(18)
カテゴリ:思考習慣
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「だいたいが、研究開発というものは失敗の繰り返しであって、99%以上は失敗を覚悟しなければならないものなんだ。新しいことをやるってそういうもんなんだよ。だから、”経験のないことをやって誤るのは本当の失敗ではない”私はそう考えているんだ。」 …中略… 「ちょっとした問題点のあげ足をとって、せっかくのアイデアをつぶしてしまうほど馬鹿らしいことはないと思わないかい。その人は 満足かもしれないけど、会社にとってはいいことなど一つもない」 …中略… 「だいたいが自分は何もしないくせに、人の失敗ばかりあげつらう奴にろくなのはいない。ところが最近は、自分は座ったり寝転んだりしているだけのくせに、怪我をしたりコブを作ったりする人間を見て嘲笑する人間がどこの会社でも増えてきているという。 これを許していたら、会社はとんでもないことになってしまうよ」 『ニワトリを殺すな』 著者:ケビン・D.ワン /高橋裕二 出版社:幻冬舎 発行年月:2003年03月 p54-55 引用 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ココロピーシーのコラム 『ニワトリを殺すな』というタイトルは、ある会議室の扉にある張り紙で、ニワトリという動物が群れの中の一羽がちょっと血を出していると、みなでよってたかってその傷をつついて殺してしまう習性を研究開発に失敗した人を傷ついたニワトリに置き換えたメッセージで、足のひっぱりあいや、不毛な進歩の無い会議は止めましょうというメッセージです。 実際、テレビをつけていると沢山このような事例がありますよね。 政治の世界でも、足の引っ張り合いしてないで、相手をけなすことばかりやってないで、たまには相手の良い面を誉めたり、認めたりするべきだと思います。また、ニュースや評論番組を見ていても、政府の批判ばかり、マイナス面を強調する報道が多いと僕は思う。 誰かの失敗や欠点ばかり見ていて、はたして幸せになれるのでしょうか?他人が嫌がることを言ったり、傷つけて幸せになれるでしょうか?物事にはかならず2面性があり、長所と短所が必ずある。僕は個人的に、長所が8割で短所が2割くらいだと思っています。 何かにチャレンジする時、チャレンジするメリットとデメリットを人間は過去の経験などから、無意識に判断します。成功者やうまく行く人は、チャレンジした結果、「できた」という果実をイメージし、失敗する人は「ダメだった時の苦しさ」をイメージし、躊躇する傾向があるようです。 「ニワトリを殺すな」という本は実は本田宗一郎氏をモデルにしているのです。「経験のないことをやって失敗するのは本当の失敗ではない」だから、そこで止めずに、チャレンジしつづけた結果、世界のホンダへと成長していったのです。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Thinking success will help you. http://www.kokoro-pc.com/ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005.11.19 14:20:32
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