カテゴリ:思考習慣
更新日:2006/12/29
…『コンクリンの成功哲学』より… 著者:ロバート・コンクリン /柳平彬 ********************************************************************** クリスマスの朝のことである。 ある裕福な一家の邸では、幼い息子がプレゼントの包みを開けようとしてい た。 ところが、なんということだろう! どれもほしいと思っていたのとは違って いる。 ソリは小さすぎるし、おもちゃの汽車には車両がこれっぽっち。 ゲームもほしかったのとは全然違う。 どのプレゼントもそんな具合で、気に入ったものは何一つなかった。 いっぼう、裏の馬小屋では馬丁の少年が屋根裏の干し草置場で目を覚まし、 おもちゃのプレゼントがどこに置いてあるだろうかとあたりをきょろきょろ見 まわした。 けれども何にもなかったので、すばやくはしごを伝って下の馬小屋に降りた。 そこで目に入ったのは、一山の馬糞だけだった。 けれども、馬丁の少年は嬉しそうに手をたたいて叫んだ。 「わあい! きっと近くに小馬がいるぞ!」 …中略… 人は逆境、障害、絶望によって強くなる! 苦難を経験することによって、成長し、進歩する機会を得るのだ。 人生が真っ暗に思える時も、光の見つけ方さえわかれば必ず明るくできる! 状況がどれほど絶望的に思えても、それは単なる幻影にすぎず、必ず福に転じ ることができる。 人生のどんな境遇も、小馬を探すことで変えられる。 考え方や気持ちの持ち方を変えるだけであなたを取り巻く状況も必ず変わる。 これこそ昔から言い伝えられてきた人生の真理である。つまり一人生は考え 方しだいなのである。 ********************************************************************** 『コンクリンの成功哲学』 著者:ロバート・コンクリン /柳平彬 出版社:三笠書房 発行年月:1994年04月 p20-21 引用 ↓↓↓ http://tinyurl.com/fxkje ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□…ちょっと一言…■□ 『コンクリンの成功哲学』の序章なのですが、僕が大好きなフレーズです。 ここで登場する”裕福な家庭の少年”は世の中にたくさんいる、何をしても、 何をあげても、何を食べても、文句ばかり言う人です。 喜びという、もっとも幸せを感じることができる感情が鈍いのです。 だから、いつになっても幸福感を得ることができない哀れな人なのです。 確かに世の中にはいいことばかりではありません。 辛いことも沢山あります。 悔しい思いも沢山するでしょう。 体も精神も打ちのめされる時だって何度でもあります。 だからこそ、ちょっとした親切や愛情がとてもありがたいのです。 幸運の子馬はどこにでもいます。 どんな状況にもいるのです。 「人生が真っ暗に思える時も、光の見つけ方さえわかれば必ず明るくできる! 」 何かヒントは無いだろうか?ともがいているうちに、なんとかなっているもの なのです。 そうして苦しかった経験が、時が経てば黄金の経験という宝物になっているの です。 その経験は、そのときにしかできない貴重なものなのです。 「逆境の中には必ずそれと同等かそれ以上の大きな利益の種子がある」とナポ レオン・ヒルは言っています。 ある人は幸運の子馬といい、ある人は利益の種子という。 常に明るい希望をもって生きよう! ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■□…本日のツボ…■□ 「人生が真っ暗に思える時も、光の見つけ方さえわかれば必ず明るくできる!」 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ Thinking success will help you. http://www.kokoro-pc.com/ 転送は自由にしていただいてかまいません。 でも著作権は放棄していません。 (C) Copyright 2006 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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