千の言の葉と万の空

いやー、なんて言うか。

「学校」というものを身に染みた。


三者面談というモノがある。
親と子と先生で顔をつきあわせ面談をするヤツです。

「普通高校はもう難しいので、この夏は最悪のケースを考え定時制や専修学校、通信校、サポート校を選ぶために動いてください」

これが千太と私に下された鉄槌です。

あまりの出来事に呼吸が止まりました。




「金八先生はこの世の中にいない」
その通りですね。

授業態度、提出物は出てない、そしてテストの成績。

全部ひっくるめて、現段階でこれでは無理でしょうと突き放される。

現段階で無理だから、この先（千太が）大きく変化する可能性はないと決められました。
（なんで担任が決めるんだよ）




カテキョ計画は順調に進んでいて（いや、スパルタなのでカテキョにこっぴどく叱られた千太）、今まで高校なんか行かない（自分には無理だから行けない）って言っていた千太がある日（カテキョに大目玉を食らったあと）
「高校行ったらさ、今のカバンじゃ小さいから新しいのにして」
って

※　大目玉の原因は、カテキョの出した課題を（ほとんど）しなかった上にPCばかりやって遊びほうけ、その他の約束事もほとんど守らなかった。しかも更にふてくされて寝転がって話を聞くとか、イライラして逆ギレしたアホ千太だからです。（カテキョは千成の友人だから情報は全部筒抜けなのにｗ）

言ったんだよ。


やっと進み始め、親も子も、そしてカテキョも希望を持ち大きく歩き出したその矢先だった。

内申の悪さが大きいのだが、何が何でもコイツの内申をあげてやろうと行動をしたのかと聞くと
「何回も言いました」
と返された。

(￣∇￣；)･･･
言っただけじゃん。
言ったら、教師の仕事って完遂?
言ったけどやりませんでしたって、プロとして通用するんですね。学校ってところは・・・

襟首掴んでも、居残りさせても、がむしゃらに取り組んで欲しかったな～～～～～～

期末テスト直前に、ほとんどの提出必須課題が未提出ですって報告受けた。
どんな課題が出ているか知らない私。
そのあとで慌てて調べまくるが、助けを求めたのは前年度の担任。支援級の先生でした。
どの教科の何が出ていないか、わかる範囲で調べまくってもらった。

すると提出課題全部が未提出。
学年主任も、前から言ってある課題です。これは中間も同じ課題で（ノート提出など）いつも同じだからわかっているはずなんですけどと。
ここでも「言ってある」

これって、言いっ放しって事だよね。
取り組ませる工夫、提出させるために駆け引きなんかしてないのね。
支援級と違って一人で40人(20人の時もある)を見るから、一人一人に手を掛けられない
と。
でも、提出しないヤツってそんなにいるの?千太みたいに取り組まないヤツってそんなにいるの?
随分ほっとかれた千太

これは私の落ち度だった。

学校に期待しすぎていたんだ。

支援級でみっちり仕込まれ普通級に戻ったけど、そこから退化した千太。
支援級の先生に育ててもらった千太だから、そのまま引き継ぎ普通級のやり方でそのまま育つだろうと思われていた事に気が付かなかったミス････。

イタイ

面談では、こっちは希望を捨ててないというと、どれだけ無理かを説明される。

もう、話すことない。
担任と親が同じ目標を見られないなら、面談の意味がない。
学校の方針に親を添わそうなんて説得はいらない。



千太に通知票で1や2を平気で付けるというのは
「私にはこの子を教える能力がありませんでした」と言っているんだ
が

うちのカテキョ。

事実（超愛のスパルタが入ったけど）これまで学校が悩んでいた千太の態度。
ノートを書かない、解らないからと取り組まない、鉛筆を使わない（ボールペン好き）もろもろを4回見てもらっただけで別人になった千太（だから激愛のスパルタが入ったけど）

そうすると「それは個人指導だからです」と言い訳をするのが教師なんだけどね

千成さん、ギリギリまでやり尽くそう。
今はそんな最悪のケースで動かなくていい。
（千太の能力を信じず「出来ない子」と思っている学校に対して）
「ぶちかまそうぜ！」って



でもこの人、人様の子に対して
「アイツへなちょこだもんな～」
とか言うんですけど（笑）