俳優の「菜々緒」が演じる鷹野ツメ子。有能そうにみえて、仕事ができない。しかし、営業に同行し、取引先には「できる」と勘違いされ、周りを巻き込んでウィンウィンとなる。
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ポンコツの主人公の行動がきっかけで、ドタバタがはじまるも、仕事や人間関係が構築される心が和やかになるヒューマンドラマ。
この主人公の生き方は、「自己肯定感が高い」ことにあるなと思います。周囲の仕事仲間や取引先のちょっとした心理描写や人間関係性も学びになるなとも感じます。
個人的には2つ感想を
①2:8:2の理論(働きアリの理論)
働きアリの法則とは、組織や集団の働き方を説明する理論です。これは、全体の20%のアリが80%の仕事をこなし、60%のアリが普通の仕事をし、残りの20%のアリがほとんど仕事をしないとされるものです。この法則から、組織内での効率的な役割分担や、全員が同じペースで働かないという現実が見えてきます。企業やチームでの効率を上げるための参考になる理論です。
鷹野は残りの20%にあたりますが、周囲が優秀であることも含めて彼女が効率があがる場面が表れているのでしょう。または、能力が上がってきているのか、他の新しい解釈が生まれているのかを感じます。
②猫の描写
鷹野が仕事をしないで観ている猫の動画。なぜ猫なのか?私は犬派なので(笑)ドラマで商談先が猫関連の会社であることもいいなと思いました。
■中学入試に2:8:2の理論を学習に置き換えると
・2:8:2の理論は、時間管理や生産性向上のためにりようできます。「2」は最も重要なタスク、「8」は通常のタスク、「2」は優先度が低いタスクに置き換えられます。もし、学習することが苦しいときにはその日、あるいは1週間単位で書きだしてみてもいいかもしれません。
・どんな社会でも2:8:2の理論はあてはまります。学校でも、塾でも、スポーツクラブでも。中学に入ったら、また再構築されます。それを知っているうえで、自分の努力量や向き合い方、すなわち、行動変容が起きます。偏差値や級、レギュラーという言葉は上位の「2」相当ですね。また、飛躍しますが、今の受験勉強を4教科の入試科目において、自分の脳の中に働きアリがいるとするとわかりやすいかもしれません。最も得意な教科が「2」最も苦手な教科が「2」それ以外が「6」ですね。
■大人買い
塾の送迎の待ち時間でお茶する時等に読むとほっこりしますね。
子どもに読ませても、社会勉強にもなります。
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