こくほうさんの楽しい日々

2011/02/20(日)20:36

アンコール遺跡へのツアー 四日目

宿泊(238)

遂に実質最終日です。寂しいなあ。 午前は三つの中から選べます。トレンサップ湖クルーズ、国立博物館、市内車チャーター、 のいずれかです。僕らはクルーズにしました。 トレンサップ湖は東南アジア最大の湖だそうで、今の乾季と比べ雨季には三倍の広さの湖に なるそうです。 クルーズ出発です。欧米人のグループも結構いて、思ってた以上に人気があるようです。 グループ毎に船が割当されます。ですので、我々はガイドさん含め3名だけなので、小さめ の船です。 水上生活等を見ながら進みます。乾季でもあり、見た目、水はちょっと汚いですかね。 でも、現地の人が潜ったりして魚をとったりしています。 写真はありませんが、ある程度進むと、本当、向こう岸は全く見えず、海のようです。 水上のワニの養殖場で一休み。そして、戻ることとなります。全体で、40~50分くらい。 多少、水をかぶりますので、それを想定した服装で。日本人の感覚では水は汚く見えます ので、神経質な方は慎重に。でも、大抵の方には楽しめると思います。 こんなボートでした。 さて、市街に戻り、市場・マーケットを少し訪れ、昼食へ。本日は「カフェ・インドシン」。 こちらも観光客向けですが、美味しかったです。アンコールビールにも良く合いました。 食事の後、ちょっとだけホテルに寄って、本日はすぐに観光再開です。本ツアーの基本では この日の午後は、全て自由行動であり、ホテルでのんびりしようかとも考えていたのですが、 追加代金オプションで郊外の遺跡「ベン・メリア」へ行くことにしました(現地に着いて から案内があり申込出来ました。JMBツアーのオプションではなく現地ガイド会社のオプションです)。 「ベン・メリア」へは車で一時間弱。今回の旅行では最も長距離移動。周りはまだ地雷 撤去作業が行われています。密林の中にひっそりと、という感じで、発見当時のままの 遺跡の趣が感じられます。瓦礫も多い。 今は階段等も整備されていますが、瓦礫の上や、不安定な苔むす遺跡の上を歩いたりも 出来ます。妻は一応、高校時代、新体操の国体選手だったこともあり、アスレチック的な ことは大変得意でトントン登ったり、歩いていきます。日本人はやや幼く見えるのか、 ガイドさんは僕に対しても「お兄ちゃん、そこ登って。」や「そこ、向こうまで進んで 行って。」等、若い人に指示するように要求されてしまいました。「もう、40代半ば近く で、あんたより年上なんだけどなあ。」等と心の中でぼやきつつも、楽しく良い汗をかく ことが出来ました。 さて、順調に進み、ホテルに戻ったのは4時前くらい。本日夜のフライトですが、部屋は 午後6時まで利用可。2時間の間にシャワーを浴びたり、荷物の用意をしたりと余裕です。 6時前にチェックアウト。その後、ホテル内の「アンコール・スパ」で30分のフット マッサージが無料体験出来ました。JMBツアーの特典なのか、ホテルの特典なのかは 分かりませんが、他の相応ホテルでもあるようです。 いやあ、想像以上にしっかりとしたマッサージでした。ウエルカムドリンクと最後の小さな ケーキ、お茶もあり、またカップルルームの様な部屋で、妻と並んで受けました。 遺跡巡りで疲れた足に最高ですね。台湾旅行の市内無料観光についている、薬のセールスが うるさい足ツボマッサージとかとは違いますよ。 さて、車でシェムレアップ空港へ。ガイドさん、ドライバーさんとはお別れです。 お世話になりました。ありがとうございました。 JMBツアーではシェムレアップ空港でもラウンジが使えます。プレミアムエコノミー利用 だからでは無く、エコノミーでも使えるようです。他のJTB等日本人ツアーでは利用していないようで、大変空いてます。 ソフトドリンクはおかわり自由ですが、アンコールビールは1人二杯まで。 フードはこんなもんで、ぱっとしませんが、出入り自由で、お土産屋さんとかも寄れますし、 清潔なトイレも男女別であり、ゆっくり出来ますよ。 帰りは時間通り9時過ぎに離陸。約一時間程度でバンコクへ。行きと同じようなサンドイッチ の機内食が出ます。 バンコクの空港ではプレミアムエコノミーでも「サクララウンジ」が利用可。ビール、 ウイスキー、他のお酒が何種類かありましたが、ワインはありませんでした。フードは おにぎりとか、インスタントの味噌汁とか、カップラーメンとかがありました。 僕は、おにぎりだけ試食してみました。普通。 さて、JAL便でいよいよ成田へ向います。 深夜便ですので、離陸後、パイナップルデニッシュと「そばですかい」が出てきます。僕は デニッシュだけいただきます。あと、赤ワイン。 その後、ウトウト。プレミアムエコノミーは寝るにはちょっと窮屈ですね。まあ、5時間弱 のフライトですからもともとぐっすり寝れる訳でもありませんが。一応、スリッパ、耳栓、 アイマスク等はいただけます。 帰りはあっという間に朝食の時間です。ベーコンのお粥とちょこっと蕎麦が出てきました。 そして、旅行最後の「ザ・ガード」。 この薬のおかげなのか、ベルト無しのジャージ素材のパンツのおかげなのか、あるいは単に たまたまだったのかは分かりませんが、今回は往復のフライトともガスでお腹が張り苦しい ことは皆無でした! 成田へ日本時間の午前7時前に予定より早く着陸しました。 帰りは成田エクスプレスで帰宅した次第です。 ビジネスと違い、プレミアムエコノミーはスーツケースの宅配サービスは勿論ありません。 でも、アメックスゴールドのスーツケース無料宅配サービスが現在は往復可になりましたの で助かります。 以上、アンコール遺跡へのツアーでした。プレミアムエコノミー、まあまあのホテル利用で、 成田までの電車の交通費、飲み物代、土産代等、全て込み込みで2人で50万円強でした。 現地でのガイドさん、ドライバーさん、車、観光、食事共全て僕ら2人だけでの対応でした。 どのツアーも結構少人数での観光のようですが、JTBとかでも食事は他の人と一緒になる ケースがあるようでした(直接確かめた訳ではありませんが)。少なくともJMBツアーは 完全プライベート(除く現地ガイドさん)ツアーでした。 遺跡、観客向けのレストラン、ホテルが中心で、且つ車での移動ですから(欧米人は自転車、 中国・韓国人はバスが多かったですね)、想像以上に極めて安全で、快適な旅行となります。 但し、勿論、本当の現地の方々と触れ合うことは皆無であり、極めて観光地化が進んでいる シェムレアップしか見ない訳で、カンボジアを本当に知ることにはなりません。単に、 アンコールワット等の遺跡を見てきた、としか言えないのも事実です。 しかしながら、サラリーマンが夏休み以外に連休に数日の休暇を取って、アンコールワットを 見たい、と思ったら、この様な旅行になるのが現実だとも思います。 少なくとも、今後も、もっとカンボジアのことを知って、学びたいという気持ちが強くなった ことは事実です。

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