こちらも久し振りのフレンチのお店でランチ。
日曜日の「モリエール」、一昨日の「ビストロ」と続いているのですが本日もフレンチのお店で妻とランチ。以前定期的に訪れていたお店の「前シェフ」が独立して一昨年初に正式オープンした代官山のお店。一昨年は3回ディナーで訪れたが(妻は更にもう一回ランチあり)昨年は2回だけであったし且つ一度キャンセルせざるを得ない事もあった。そんな中、昨年末のミシュラン東京でめでたく「☆」。落ち着いた頃にまた行きたいなとか考えていたら更に2、3月くらいから本格化した今般のコロナ問題。GW明けにはさすがに収束?とも考えて5月上旬に予約を入れました。そしたら更に更に世の中は騒がしくなり緊急事態宣言の解除の見込みも無さそうなので早い段階でまたまた已む無くキャンセルしていた経緯。そして本日、再び予約していたのですよ。第二波が予想される秋以前にいつまた「自粛」「自粛」が言われだすか分からないから早めにと思ってフレンチが続くも今日としたのですが、まさかこんなにも早く事態がおかしく?なってくるとはね。それでも先日来と同様、妻とだけで十分留意いたしまして予定通りに。渋谷駅のホームが変わった事もあるが今回僕は初めて代官山駅からお店に向かった。過去は全て渋谷の新南口からであった。「こんにちは。大変ご無沙汰しております。」妻と違い僕はランチは初めて。前のお店時代はランチばかりだったのですが、こちらのお店では全てディナーだった。コースのみの対応でディナーは13,000円、ランチは5,000円(税サ別)。前回は昨年6月だから一年以上振りになっちゃったのだな。前回はソムリエさんが辞められた直後で他のスタッフも少なくサービス面とかで苦労されていた時期と勝手ながら感じていたが今はスタッフも多くなったのねえ。今般の問題もあるが良かったですね(素人の僕が考えても仕方がないが)。ワインはペアリングというかお任せで。シャンパンからスタート。まずはディナーより品数は減るがアミューズ的なものが複数。目一鯛。甘鯛&マドレーヌ。舞鶴の甘鯛。鱗が美味い。これも京都でのグジ料理を思わせる。定番の「玉手箱」。鰯。久し振りだけど確かに美味いわな。鯖。鯖は美味いしキュウリやさっぱりしたソースで梅雨時にも良々。帆立。何時も書く通りホタテはあまり好物でもないのだが当たり前だけど美味いお店でのは美味い。揚げ方も良いしジロール茸やジャガイモや貝のスープの味や、パンチもあるしなかなか良かった。ランチだからもう魚のメインへ。五島列島の平鱸。上品?なブイヤベース風だな。やはり好きだなあ、こういうのも。熟成魚フレンチで有名な魚中心のお店ですが最後のメインはお肉。これまではディナーだったので鴨や鳩だったのですがこちらでは初めていただくホロホロ鳥。そう、こちらのお店での肉料理でのソース。そしてホロホロ鳥ってのもやはり美味いものだ。前のお店の時からランチコースでもチーズの一皿を追加でお願いしていた事もあり、こちらでも「フロマージュ」はコースに無いけど追加でチーズの一皿をいただいたりしていたのですがね。今ではもうそういう提案も無くなりました。まあ前の店の時と比せば来る頻度も低いし「☆」になったし今日も常連さんとかが多かったしね。以前と違いあまり我儘を行ってはいけない立場と認識しましょう。一通りワインが終わり僕だけ食後酒。三つの候補からグラッパを選択。そしてデザート。最後のシュークリームとコーヒー。はい、ごちそうさまでした。2人で36,905円。ランチ@5,000円×2、ペアリング×6@8,500円×2、食後酒@2,500円×1、ミネラルウォーター@1,000円×1(注文していないと思うけど.....。お隣さんの?)、以上に税サ。これまではディナーで二人で60,000円近くであったから確かにランチはお得だ。食材はリーズナブルなものになるかもしれないが品数はそれ程減らない。それと本当に前回と間隔があいたからか以前には少し感じてしまった「マイナーチェンジ」や「既視感」等は基本無かった。久し振りなのかこれくらい「塩気」が強かったっけ?と思う瞬間が結構あったがやっぱり美味いな。昔はこちらのお店には「ディナーではなくちゃいけない」みたいに考えていたが次回もランチかなー。なかなか来られないとは思うけど。いずれにせよ前のお店時代を含めてこちらは勝手に大変お世話になったと思っております。ありがとうございました。.........四連休の残りは更に静かに過ごしておきますわ。そもそも予算も無いけど。