2011/10/23(日)20:18
奈良ホテル。
さて、出張の翌朝。
ホテルの朝食は7:00から。バイキング形式。
うん。写真写り以上に、まあまあの内容でしたよ。
勿論、フルーツやコーヒーもあったし。
また、一応、お店の人がテーブルに案内してくれる形式のため気分的にゆったり食べることが出来ます。
1泊朝食付きの値段を考えると、ホテル全体でのコストパフォーマンスは良好であったと思います。
チェックアウトし、昨日と同じ場所に行き、仕事を。
そして、私鉄を乗り継ぎ、次の仕事の場所に。そちらで昼食を摂らず仕事を継続し、今回の全ての仕事を無事終了しました。
さあ、あとは帰るだけですので、これからはフリータイムです。
実は、週末でもあったので、今回の僕の出張に合わせ、昨日、妻が関西の実家に帰っていたのでした。
そして、本日、僕と合流し、2人で「奈良ホテル」に宿泊することにしていたのです。
でも、昼食も摂らず頑張って仕事を済ましたので、少し時間に余裕がある。
ある程度、時間に余裕が出来た場合、どこか国宝にでも行けないかなあ、と考えてきたのですが、結局、相当遠回りですが京都の泉屋博古館に行くことにしました。
正直、効率も悪いし、個人的には「大物未見国宝」でもないのですが、ちょっと色々、今後の予定等も考えた結果決めたのでした。
私鉄と京都地下鉄を乗り継いで「蹴上」駅へ。
本当は、バス利用がベストですが、ちょっとこちらからテケテケ歩くことにしました。
覚悟していたよりは早い。早足で駅から約15分くらいで到着です。
僕は初めて来ました。住友系の美術館ですよね。東京の六本木一丁目にも分館があり、そちらには行ったことがありました。
今回の展示会で国宝の「秋野牧牛図」が展示されています。正直、あまり中国画は得意では無いのですが、改めて鑑賞すると牧牛図もいいもんですね。
ちなみに、常設展でこれまた国宝の「線刻釈迦三尊等鏡像」も展示されていました。
不定期展示とのことでしたが、割に展示されていることも多いのかな。
さて、本日のメインイベントは「国宝」では無いので急ぎ足で鑑賞を終え、蹴上駅に戻り、電車を乗り継ぎ「近鉄奈良」へ。
そちらで、妻と合流し、今回旅行の最大の目的の一つである「奈良ホテル」へと向うのでした。
僕は比較的「ホテル好き」な方ですが、割りにハード面を重視するところもあり、所謂「クラッシックホテル」には宿泊することはあまりありません。
昨年、日光金谷ホテル(ルームN35)に初めて宿泊しましたが、箱根の富士屋ホテルには宿泊したことはありません。
そんな中、「関西の迎賓館」、関西を代表するクラシックホテルである「奈良ホテル」。
妻は宿泊したことがありますが、僕はありませんでした。
妻の話し等を参考にすると、所謂「クラシックホテル」の中では一番泊まってみたいかな、とも思っていて、今回、宿泊を決めた次第です。
チェックイン。
部屋はデラックスルーム。本館となります。
スイートにするまでも無い。和室はこの場合ちょっと。そうなるとスタンダードではなくデラックスか、ということに。デラックスは本館のみです。デラックスの真ん中のレベルのタイプB。
部屋の電話もこんな感じです。
バスルームはちょっと狭め。
まあ、狭いのはそんなに気にならないけど、ちょっと低いね。
さて、この様なホテルですから、やはり夕食、ディナーはホテルのレストランでしょうねえ。
メインダイニングの「三笠」を予約していました。
新館に和食のレストランもあります。でも、昨年も日光金谷ホテルでは「クラシックディナー」にしましたが、僕感覚ではやはり、本格フレンチとはまた違う、「ホテル洋食ディナー」みたいな感じのこの様なレストランがやはりクラッシクホテルでは定番に思えました。
コースは比較的お安めの一人一万円のに。席から興福寺のライトアップされた五重塔が見えます。
グラスシャンパンが二千円くらい、ワインのボトルは八千円くらいのからありましたので、その程度のものと、僕はグラスワインも。
まあ、偉そうに言うわけでは無いですが、料理自体は正直、所謂「結婚披露宴」のような味もしましたが、個人的には十分楽しみました、はい。
こういうもんですよね。素直に楽しんだ者勝ちですよ。
さて、そのあとは勿論、バーですね、僕らは。
いや、こちらのバーは結構お得だと思います。
妻がオリジナルカクテルとジントニック。僕は余市の15年をロックで二杯。
ロックも最初の一杯から結構量も入っていました。
そして、つまみで頼んだ「ウイスキープレート」。
1,100円くらいでしたが、美味しいし量もあるし、本当、お得でした。
外は相当激しい雨になっています。
ホテルに入るまで全く雨に当たらなかったのは、かなりラッキーだったようです。
部屋に戻りシャワーを浴びます。
そのあとはビールを少しだけ。
コンビニでワインも買っていたのですが、疲れていたのでしょう、飲まずに寝てしまいました。