こくほうさんの楽しい日々

2016/01/12(火)20:31

帝国ホテル大阪。

宿泊(238)

妻の実家から二人で帝国ホテル大阪に向かいました。 いや、懐かしい。宿泊するのは何時以来だろ?大阪在住時にはよく宿泊した。というのも僕らが結婚式を挙げたホテルなんですよ、こちらは。 結婚式は「帝国ホテル」と決めていた。色んな理由で好きだったし、学生時代の頃「赤プリ」とかが人気だったけど時代の流れで失礼ながら所謂「人気ホテル」が「廃れる」のも見てきたりしたこともあったと思う。そういう訳で大阪勤務時の結婚だったんですが「帝国ホテル大阪」を迷わず選びました。「大阪」は未だ新しかったし、当時は既に「リッツ大阪」が名声を得ていたにも係らず(勿論、宿泊としては「リッツ大阪」も好きでしたけど)。そして結婚後も大阪在住時はちょくちょく宿泊していた。でも東京に戻ってからは一度だけじゃないかなあ、そしてそれが最後だったと思う。 そもそも東京に戻ってきた頃は「宿泊」に関してはまだ「新興外資系ホテル」を好んでいた僕ら。でも歳を取ると宿泊も「帝国」が落ち着く様になってきた。だから東京でもインペリアルクラブグレースの優待券を利用し帝国に宿泊する事も増えてきた。優待券の割引率は多分「一休」とかのサイトと変わらないんだろうけど、やっぱり結婚式を挙げた人の会員割引が「気分」かなと思い、インペリアルクラブグレースの優待券を優先してね。 そんな中、今年の結婚記念日の月(1月)にも宿泊を計画。でもねえ、リーマンショック以降、東京のホテル価格も低迷が続き失礼ながら僕らとしては助かっていたのですが、ここ数年のインバウンド効果で東京のホテルの稼働率&価格も急上昇。優待券利用で本館デラックスで二名70,000円。 う~ん、デラックス(42平米)でですよ、プレミアデラックスではなく。それもインペリアルフロアではなくレギュラーフロア。正直高いなあ。数年前だったら40,000円くらいじゃなかったっけ?そういう訳でやっぱり止めにしました。 でも昨年の11月下旬だったかな、今回奥さんと大阪に来ることが決定。「ん?帝国は東京だけじゃない、というか僕ら夫婦にとって帝国といえば大阪が本来の思い出の場所じゃん....。」という事で再び優待券を確認。おっ、レギュラーフロアではあるがスイート100平米で51,500円。これなら何とかなる、と思い直ぐにホテルに電話のところ運良く本日の予約可能であった次第。 チェックイン。 確か結婚式当日に宿泊したスイートとは違うタイプ。多分あの時のは今ではインペリアルフロアで改装されているのだろう。 そもそも今スイートを予約する方はインペリアルフロアのを選ぶだろうし、このレギュラーフロアのスイートは改装されず正直「古さ」を感じちゃうから人気無いと思う。だから優待券で安く設定するんでしょう。でも逆にそれだから僕らは懐かしい気分になる。結婚式に宿泊したのとは違うタイプのでも。 あと、あれだね。東京の帝国の方が当たり前だけど所謂VIPが多いからか、大阪の方がインペリアルクラブグレースでも何となく「会員様」って感じの対応をされる様な?まあ、やっぱりこちらで結婚式を挙げた僕らには「ホーム」感があるんだろうなあ。なんてったって結婚式前は毎週のように来ていたんだもんなあ。 「お祝い」優待券なのでお花とハーフシャンパンがつく。 チェックインしてすぐにいただきます。ちょっと食欲を増したかったから。と言うのも昼に結構お腹いっぱいいただいて、お酒もそこそこ飲んだんだよね。だから夕食は軽めにしよう。 その当時も実はホテル内のレストランはあまり夕食では利用しなかった。中華の「ジャスミンガーデン」や「バー」が懐かしいくらいかな。結婚式の準備で通っていた際は隣のOAPタワーで食事することが多かった。ですから「懐かし序で」?でOAPタワーに行ってみよう。 ふ~ん、ちょっと寂しくなったかな?良し悪しは別として以前はもっと有名店?も多かった気がするが。 結局、蕎麦屋さんに入りました。 ほろ酔いセットみたいのに単品や追加のお酒。最後に蕎麦をいただき御馳走。二人で6,500円くらいで済みました。 ホテルのバーに行くことは止めにします。古いとは言え一応せっかく広いスイートなんだから「二人室内宴会」を楽しもう。 僕が先にお風呂に入り(帝国のバスルームは「お風呂」って感じで好き)、妻を待つあいだ缶チューハイ。 妻がお風呂から出てきた後は二人でコンビニで買った安いバージョンの「白州」。 僕はロックで妻はハイボールで。 ふ~。やっぱり自分達が結婚式を挙げたホテルでの宿泊は良いよねえ、どこだって。これは誰だって、そう。 でも、やっぱり僕らの性格?好み?だったら帝国ホテル、それも僕の当初予定?の「東京」じゃなくて「帝国ホテル大阪」で良かったんじゃないか。 大阪の人が聞いたら怒るかもしれないけど、僕なんかにはやっぱり大阪は都会だけど偉大な「地方」で「哀しい」「愛すべき」街。その街での「帝国ホテル」。多分これは言い過ぎかもしれないけど「日本」「東京」「大阪」それぞれの良いところが感じられる。 って、ハハハ。「身贔屓」でしょう。でも良いじゃん。皆それぞれの思い出を都合よく最高に感じて、それを今後の活力の源にしていこうよ。 そんな事を考えながら大阪の夜景を見ながら更に酒を飲みます。 先に休んだ妻に感謝しながら。 ごめんなあ。 誇り高い貴女は「人生で唯一結婚だけは失敗した。」とは決して言わないだろうけど........。 大阪。 繰り返すけど「哀しい」「愛すべき」街。 お休みなさい。

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