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こくほうさんの楽しい日々

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2018年05月20日
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カテゴリ:思うところ
2年くらい前でしたっけ。没後しばらくして定期的に何回かあったかと思うが再び田中角栄元首相の「名言集」みたいのが流行った。確かに人間の大きさを感じるのも多く、例えば最も取り上げられる「名言」の一つが旧大蔵官僚に対する初任大蔵大臣としての言葉。

~「私が田中角栄だ。小学校高等科卒業である。諸君は日本中の秀才代表であり、財政金融の専門家ぞろいだ。私は素人だが、トゲの多い門松をたくさんくぐってきて、いささか仕事のコツを知っている。・・・一緒に仕事をするには互いによく知り合うことが大切だ。われと思わん者は誰でも遠慮なく大臣室にきてほしい。何でも言ってくれ。上司の許可を得る必要はない。・・・・
できることはやる。できないことはやらない。しかし、すべての責任はこの田中角栄が背負う。以上!」~

脚色や言い回しが違う事もあったとしても、いやさすが「今太閤」。信長政権でも大いに頭角を現したと妄想しちゃう一方で、江戸の前中期や旧陸軍、現在でも所謂大企業や一部大手マスコミ、官僚の世界ではなかなか「トップ」になれないのかな、と一般受けしてしまうのも小市民感覚でしょうか。

もう一つ。田中角栄の名言で個人的に「なるほどな~。」と感心するもの。

~「戦争を知っているやつが世の中の中心である限り、日本は安全だ。戦争を知らないやつが出てきて、日本の中核になったとき、怖いなあ。しかし、勉強してもらえばいいやな」~

確かにねえ、とは思いますね。
そして、これって何となく今の「政治家」に対する否定的な意見を伴って引用される事も多いけど、個人的な受け取りかたは若干違う。
政治的な話としても、日本は民主主義ですから有権者が「戦争を知らない」人ばかりになる、ってことですかね。そして現実問題としてどの世代も投票率はそれなりで、よっぽどの社会の変化が無ければ投票に行かない人も相当数あるから、その「戦争を知らない」人ばかりの中で国民の義務と認識し毎回キチンと?投票に行く、嫌味な言い方をすると「意識高い系」の方々が「政治家」を決めるってことでしょうか。

僕の父親は結構早く亡くなったけど、両親は実体験として「戦争を知っている」世代。やはりその世代までは「右」だろうと「左」だろうと、平和に対する変な甘さは無く「厳しさ」や「責任」を持った方が多かった様に思い込んでしまう。ですけど、その年代の方もまだまだお元気な方もいらっしゃるがやはり随分と減ってきた。そして、いよいよ「戦争を知らない」「団塊の世代」の方々が社会における最年長世代、それも人口ピラミッドで相当の横軸を維持した形でなってくるのですね。所謂「シルバー民主主義」の状況下で。
「右」の「意識高い系」も「戦争を知らない」人ばかりだけど、「左」の「意識高い系」も「戦争を知らない」人ばかり。
「世代間ギャップ」の理不尽で勝手な感想で大変失礼で且つ自分の世代を棚に上げてですが(そもそもお前個人と世代全体を一緒にするな、ですが)、少し怖い、心配との思いが正直どうしても出ちゃうのですよねえ。僕より20歳~上ですから僕の親世代より少し下、勝手なイメージが僕が生まれた頃の大学生や僕が小中学生だった頃の先生。これまでは「戦争を知っている」上の世代が「年長者」として存在してくれていましたが今後はその「重し」が取れてしまう....。

......でも、その20~年下の世代の僕らも今では世間から「キレる中高年」世代と疎まれる様になっていますけどね。「団塊の世代」からは若い頃に「新人類」と言われた印象はまだあるのかもしれないし、下の世代からは「あのあたりの世代の意識高い系が人口も多く政治を決めちゃうのか~、困るなあ。」と思ったりするのでしょうね。戦後生まれの高齢者、中高年の特に真面目?意識高い系?のマナーや態度の悪さもよく問題視される様になっちゃいましたしねえ.....。
所詮は結局同じか?下の世代から見たら。

次は違う話で。
上の田中角栄の「名言」が今では一般的に「リベラル」や「左」の方から引用されやすいと感じる一方で、「保守」や「右」の方が今でもよく引用するイメージがあるものに吉田茂の以前から一部では比較的知られていたが東日本大震災以降、特にネット上でも有名になった「名言」があります。一般的には防衛大学の第一期生卒業式での言葉だったと言われ、諸説ありますがまず吉田翁の言葉であろうとされるもの。

「…君たちは自衛隊在職中決して国民から感謝されたり歓迎されることなく自衛隊を終わるかもしれない。きっと非難とか誹謗ばかりの一生かもしれない。
ご苦労なことだと思う。
しかし、自衛隊が国民から歓迎され、ちやほやされる事態とは外国から攻撃されて国家存亡のときとか、災害派遣のときとか、国民が困窮し、国家が混乱に直面しているときなのだ。
言葉をかえれば、君たちが『日陰者』であるときの方が、国民や日本は幸せなのだ。
耐えてもらいたい。」

....(個人的にはそれよりも「ウィキペディア」にもある「『富士山が見たい』と病床で呟き、三女の和子に椅子に座らせてもらい、一日中飽かず快晴の富士山を眺めていたが、これが記録に残る吉田の最期の言葉である」ってエピソードが一番好きだけど)....

僕は札幌出身。北海道全体としては今でも「労組」「革新」が強い伝統、イメージがありますが、僕は小さい時は冷戦時代のソ連の関係で千歳空港での「スクランブル」が「身近?」だったし、小中学校でも近くに「官舎」があった関係で自衛隊の親を持つ同級生が多かったから基本的に「抵抗感、拒否反応」は全く無かったけど、当時は家族が自衛隊である事を隠すこともあったと聞きます。その時代と比べると現在の自衛隊は概ね「感謝」される存在になりました。基本、僕もそうだし「悪く言う」人たちの方が今では少数派でしょう。多分まあ、これが所謂「普通の国」なのでしょうか。
でも、それは確かに、上の「名言」が示す様に、阪神、東日本大震災の様な災害や、日本を取り巻く環境の一層の難しさ、がもたらしたものとすると。そう考えると上の「名言」を借り逆説的に言うと、「卓越した指導者と士気の高い国を守る組織があるならば、彼らを敢えて誇りに思ったり感謝しない、あるいは程度の低い非難でも言っている様な状況の方が我々『凡人』達にとっては幸せ」、だったとも言えてしまうのでしょうか?
先の戦争での多大かつ悲惨な犠牲および復興や高度成長への先人の努力(それは「団塊の世代」を含むのでしょうね)、加えて国際情勢が極めて稀な限られた期間のこの国の「幸せな環境」を生み、でも、それも遂には終わり「普通の国」になったという事、にも考えようには思えてしまいます。

その「凡人達の幸せ」は今だったら「平和ボケ」と馬鹿にされるのかな?

でも、それは今の時代だから言える事であって、当時では本当に「幸せ」だったのかもしれません。勿論、真の指導者や国を守るための組織の方々には申し訳ない程の「理不尽な非難」に甘んじていただく事が土台になるから、本来は有り得ない「凡人達の『身勝手な』幸せ」となるもかもしれませんが。
そんな考えを基にしちゃうと。「団塊の世代」の方々は少なくとも高度成長期を支えた自負があるでしょうか。そうならば、僕世代(繰返しですが、お前個人と世代全体を一緒にするな、でしょうけど)は甘く楽でズルい「凡人たちの幸せ」を少し前までは一番享受してきた、との考えになってしまうのですかねえ。

少子化、右肩上がりの経済が終わり、「分厚い中間層」が難しくなってきた。周辺国も見方によっては物騒に、経済力をつけ豊かに、軍事力もつけてきた。そして厳しくも温かい「最年長」の尊敬すべき存在も無い.........。
少し前までの物差しであったらかなり「左」と言われたであろう人達も今は「宏池会」を否定しないどころか前向き?評価する事も目にする。でも、気持ちは分かるけど多分、今の時代には難しいのだろうなあ。決して「新自由主義」が万能でもないのだろうけど。
そう、ノスタルジックに捉えると、僕らの昔は、子供や若者が多く、右肩上がりの経済で、一部の業種を除き裕福な?家庭の親の職種が少し馬鹿にされる(今思うと極めて失礼な話だが)くらいの概ね平均的な社会で、子供でも「楽園」と一部から報道される周辺国が嘘なのが分かり少なくとも周辺国との比較だとこの国が豊かで自由があると認識し。そして、最年長者の方々は「戦争を知っている」........。

「ごめんなあ......下の世代......。」って感じもしちゃうぜ.....。

勿論、個人にとってはより大きな成功のチャンスが得られる時代かもしれない。そして、「昔は良かった」的な感慨であり、今の時代だって、いや今の時代こそが今後の更なる成長の過程かもしれない。10、20、30代のスーパースターも昔と変わらず多いんだ。
何時の時代も若い世代が新しい時代を造っていく。そんな中、シルバー民主主義が本当に申し訳ないけど......。暴論だけど、でも世間でもよく言われている様に一定年齢以上の選挙権は半分にして良いんじゃない?こんな人口ピラミッドでの暫定措置として。.....ってのも民主主義を否定しちゃうかもしれない中途半端な暴論とは言え、何となく気持ちは理解出来るなあ。

いずれにせよ、政治家は現役中はロクな評価を受けないのが当時からの「伝統」でしょう。まあ、独裁国家ではない証にもなりますが。僕も所属する「民間」「マスコミ」とかは勝手で「楽」だわな、この観点では。そう考えると、やはり「官僚」の皆様には奮起してもらいたいですが。
それはそれとして。現役終了後には政治家も良い点は煩型の評論家達からも彼らの都合の良い側面からは「褒められ」賛否両論くらいにはなります。そんな中で吉田茂や田中角栄を否定する声も多いが、賛辞する声は更に増して多い。吉田茂とか「趣味、嗜好」の観点でも「カッコいい」しな。

やはり、「大」政治家であったんですね。

そして、昨今の政治家の中からも数十年後には「大」政治家と評価される方がいると思いましょう。僕らの下の世代の方々のやりがいのある社会の礎を今創るべく汗をかいている政治家も間違いなくいる。

きっと、そうなりますよ、うん。


.......とまあ、「ノスタルジーおじさん」の居酒屋談義です。
最近はそんな事を居酒屋で話す相手も少なくなってきたので一人寂しくブログに記してしまいました。ごめんなさいね。気持ち悪いね。

・・・・・・・・・・・・・・

はあ、「週末」も終わりだ。ご苦労さん、お疲れ様。
お風呂に入って「家飲みゴハン」。
一番搾りで乾杯。スターター。サラダ。



ゆで卵って美味いしツマミになるし低糖質だし。酒飲みには嬉しいアテだ。

パン。ハーブのウインナー。ハム。キャベツと新玉葱の酢漬け。



この頃は生ハムよりもこういうハムが「一昔前の表現」であれば「マイブーム」かも。

マッシュルームのオイルフォンデュ。



あ~、作ったあとの「保温」もコンロにすれば良かった。こんなキャンドル用?の「保温」では全然イマイチであった。

赤ワイン。オチガビワイナリー、ドルンフェルダー ’15 。



ドイツ、そして北海道らしいワインかな、今では。

油揚げのピザ。トマトソースをちゃんと家で作ってミニトマトとモッツアレラ。そしてルッコラを沢山もらったのでタップリめにのせて。



......でもまあ、悪くない事ですが僕は全然「糖質制限」をする必要を言われていませんので普通のピッツァで良いよな。敢えて「油揚げ」で食べなくても。「ピッツァ」は「ピッツァ」で最高に美味いし、「油揚げ」は「油揚げ」で最高に美味い食べ方があるよ。

ミートボール。フリッツ「風」と!



ステーキにしろ、ミートボールにしろ、はたまたジビエとかでも「フリッツ」と一緒に食べると僕みたいな素人さんの「ヨーロッパ好き」にはたまらん。

信玄餅。



きな粉、美味し。

さあ、後は今夜もお安いブラックニッカの「ディープブレンド」のロックと乾き物とかチョコレート。

傍から見て楽し気な週末でも、やっぱり最後の日曜の二人の「家飲みゴハン」が最高だなあ。そう、二人だけなんだけどね。





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最終更新日  2018年05月23日 19時42分46秒
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