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カテゴリ:回顧録
NHKラジオが80周年記念放送をしていた。
80時間ラジソンという事で、80時間の生放送。 一昨日夜の最終日<シンガーソングライターの時代>という番組があった。 南こうせつ、谷村新司、坂崎幸之助がゲスト。 NHKなのに「オールナイトニッポン」「セイヤング」という番組名がバンバン出た。 懐かしい・・・。 中2の時、「ヤングタウン」(MBS)を聴くのがはやった。 谷村新司とバンバンの名物コーナー「女性立ち入り禁止コーナー」をみんなで聴き、 次の日の教室はその話題でもちきり。 高校の時は「オールナイトニッポン」。 偶然聞いた千春の歌に感動! 毎週眠気も感じず聞いた千春のオールナイト・・・ はがきを読んでもらった時は、布団の上に正座して泣いたっけ。 中島みゆきのオールナイトも面白かった。 高2ごろから同時に「ぬかるみの世界」(OBC)にはまる。 新野新&笑福亭鶴瓶の絶妙な間。 この番組は私のライフワークだった。 何枚も何枚も手紙を書き、何度も番組で読んでもらった。 この番組を通じて出会ったたくさんの仲間。 同じ時間に同じ番組を聴く。 テレビにはない不思議な連帯感。 「ぬかるみ」の<通天閣ツアー>は大パニックになった。 誰も集まらないと気の毒だから、僕が行こう! それが5000人。 ラジオは人を動かす。 1週間で4万通ものはがきが押し寄せる人気コーナー。 若者ははがきを書いた。 ひたすら書いた。 読んでもらえなくても書いた。 それが、番組とリスナーを繋ぐ架け橋。 昔、ヒット曲はラジオから生まれた。 昔、タレントもラジオから生まれた。 昔、インターネットもない時代・・心と心のつながりがあった。 今、ラジオ深夜便を毎晩聴いている。 「お好きな時間、寝たり起きたりしながらお聴き下さい」の言葉。 0時前の<明日の日の出の時間>を聴くと、気持ちよく眠れる。 そんな形のラジオもある。 どんな時代になっても、ラジオは生き残るはず。 堀江さん・・・ラジオってそういうものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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