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カテゴリ:読書
『日曜日の夕刊』 重松清・著
![]() 12の短編集。 どれも、どこにでもありそうな、人の心に触れる作品集。 『カーネーション』 電車の網棚に置かれたままのカーネーションの花束を、 それぞれの思いで見つめる。 『寂しさ霜降り』 別れた父が余命少ないと聞いた姉妹。 あれから随分太ってしまった姉はダイエットに励むが、 間に合わなくて・・・。 『すし、食いねェ』 銀座の高級寿司店でただで食べられる! テレビの取材を受けた夫婦は、喧嘩中。 恥ずかしい思いをする夫に対して妻は!? 『後藤を待ちながら』 中学校の同窓会。 35年経っても忘れられない苦い思い出。 あのごっちゃんが来る!? 誰もがドキドキしながら、居心地悪く・・。 どの話も、読んだあとにもやもやが残るんだけど、 なぜか読むことをやめられない(笑)。 重松作品って、そういうものが多い。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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