神谷ちづ子・ついつい・一言

2012/10/01(月)22:59

マスコミが狂いだしている

メディアの話(426)

 日刊現代、10月1日の記事。 『きょうの内閣改造で、民主党政権の閣僚と党役員の人事は終了だ。 対する自民党は安倍総裁と石破幹事長がテレビに出まくり、 「どんなに延ばしても衆院選は12月」などと息巻いている。 谷垣前総裁が3年かけても解散に追い込めなかったのに、 右翼コンビなら数力月でやれるという根拠はない。 それでも自信マンマンなのだ。 もっとも、いくら2人がギャンギャン吠えても、解散は首相の専権事項。 「近いうちに」から「いずれの日にか」へ表現を後退させた野田首相が、 年内に解散する可能性はゼロだ。・・・(以下、省略)』 凄いですねぇ。日刊現代なんて、もともとしょうもない夕刊紙ですが、 右翼コンビとか、ギャンギャン吠えてとか、息まいてとか、 悪意に満ちた、あまりに一方的な記事。フツー、マスコミってのは、権力側に突っ込むべき、立場なのにねぇ。 ネットで、安倍さん批判番組の一部を見ました。 元アイドル・今オバサンが、にやにやしながら、 「あの方、なんで辞めたんでしたっけ」とふると、 関西系芸人が、 「子供みたいにポンポン痛いって、辞めたんですよ、 そんな人が、また出て来てどうする」とかカメラ目線で吠えて、 スタジオ中で失笑・・という筋立て。 さすがに抗議が殺到したようで、アナウンサーが後から、 「安倍さんの病気に関し、たくさんの電話やメールを いただきました、情報ありがとうございます」ってさ・・。 確信犯ですよね。芸人さんや元アイドルに言わせることで、 問題になっても、局の責任にならないようにしておいて、 クレームが来ても「情報ありがとうございます」だなんて。安倍さんの病気が難病の潰瘍性大腸炎だったということは、今や誰でも知るところなのに、しゃあしゃあと、笑いのタネにするんですねぇ。マスコミの安倍さんバッシングが酷い、と聞いていたけれど、 なるほどなぁ、聞きしに勝る・・という印象でありましたよ。 他方、新内閣に関して、「1年の間で3回も変えて」と非難する声はなく、 新人事に対して、批判するコメントもなく、 今日のNHK『ニュースウオッチ9』でも、 田中真紀子・文科相就任に関して、 「教育問題に関して卓越した知識をお持ちで」とか解説していて、 私は「いつそんなことがあったっけか」と びっくりしたのでありますが・・。 完全に日本のマスコミはおかしくなっている・・ 前から、問題多々でありましたが、 今やもう、モラルも節度も、捨て去っているのではないですかね。 どうしたらいいんでしょ、これ。

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