3143341 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

神谷ちづ子・ついつい・一言

神谷ちづ子・ついつい・一言

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

こちづ

こちづ

Category

Archives

Comments

こちづ@ Re[1]:自民党総裁選で見えてしまったいくつかの真実(09/27) 轟 五郎さんへ: それでも受け皿が・・…
轟 五郎@ Re:自民党総裁選で見えてしまったいくつかの真実(09/27) こんばんは。 高市さんで決まりと思って外…
こちづ@ Re[1]:石丸伸二氏支持はどこまで伸びるか(06/24) 旧・次世代の党支持さんへ: もちろん思っ…
こちづ@ Re[1]:石丸伸二氏支持はどこまで伸びるか(06/24) 轟 五郎さんへ: まだまだこれからだと私…
こちづ@ Re[1]:一枚板のイチョウのまな板はいい?(08/09) ske芭沙羅さんへ: そう、いいんです、一…

Favorite Blog

Freepage List

2012.09.29
XML
カテゴリ:今日の一言

 

9月場所の大相撲で、日馬富士が全勝優勝をして、

その授賞式で、野田総理が「鳥肌が立つほど感動したピンクハート

と言っていらしたのです。

私は、「ナヌ? 鳥肌が立つぅ??」と思いまして。

以前、雑誌「クロワッサン」でエッセイを連載していた時、

年配の担当編集者から、叱られたことがあったのですね。

鳥肌が立つ、というのは、嫌な気分の時に使う表現で、

「感動」した時に使うのは間違っています失敗・・と。下向き矢印

以来、いろいろな人が使う度、「あれ?」と引っかかってしまいます。

今回も、「若手芸能人ならともかく、

総理大臣までが、間違った表現しちゃあ、いかんだろムカッ

と気になったもので、念のため、と調べてみました。

2011年に「鳥肌」を扱った読売新聞の記事があり、それによると、

50年以上前に書かれた文学作品に登場する「鳥肌」は、

例えば太宰治「ヴィヨンの妻」には

「その言葉の響きには、私の全身鳥肌立ったほどの

凄い憎悪がこもっていました」という一節があり、

横光利一、織田作之助らの小説でも

「鳥肌が立つ」は、もっぱら寒さ(冷たさ)や

恐怖・嫌悪を表していて、感動の表現として

用いられた例はないのだそうです。

でも、今は「鳥肌が立つ」は、寒い時や怖い時よりも

感動した時に使われる場合が圧倒的に多く、

ま、時代と共に、言葉の使われ方は変わっていくのかもしれない・・

と、よくある結論にまとめてます。

ある説では『「鳥肌が立つ」は立毛筋が収縮して

体毛が立つ現象なわけで、何に対してであれ、

例えば「この料理はおいしすぎて鳥肌が立ちました」も、

本当に立毛筋が収縮したのなら正しい使い方である。ぐー』とありました。

なるほど。ほえー

で、広辞苑ですが、1998年発行の第5版では、

「寒さや恐怖などによって立毛筋が反射的に収縮することによる。」

とだけあったようなのですが、2009年発行の第6版では、

「近年、感動した場合にも用いる。『名演奏に鳥肌が立った』」

といつの間にか、容認派に転じているのだそうですよ。

要するに、「感動して実際に鳥肌が立つのだから、

使ってはいけない道理はない」・・

「もう、時代はそうなってしまったのだよ」

ということらしいんですねぇ。ふむ。

まあでも、旧世代組の意地として、

私ゃ、それでも、使うもんかぐー と思いましたけど・・。

 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2012.09.30 06:44:56
コメント(8) | コメントを書く
[今日の一言] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X