カテゴリ:友人
いよいよ夏到来! 今夜は、飲み会! 笑(←正しくは、子連れでない飲み会を飲み会というのだ。爆) 友人けろ氏のプロデュースにより、勤務先近くのレトロモダンなG会館ビアホールへ乗り込んだ女2人。もんたま氏は残念。泣 レトロ路線には強い私、50年代風水玉スカートの裾を捌きつつ、はりきって駆けつけたら……。 ロビーで待つけろ氏が、花束を抱えていた。 その出で立ちは、彼女の新しい髪型とともに、あまりに場にふさわしくてどきどきしてしまったのだが、その花束はなんと、私へのバースデイプレゼントだったのだ! きゅーん♪ そう、今週土曜日が、実は私のバースデイ。 祝ってもらう歳でもあるまいに、イベントがないとなんだか淋しい。ビールだけでもまったく文句はないのだが、私の腕には大好きなひまわりと、名前の判明した(のにすぐ忘れる)「ヒペリカム」。感謝感激。ありがと~! さて、G会館である。 時が止まったような内装(階段の緋毛氈は必須アイテム)、虫が這うような速度のエスカレータ(老人仕様なのだ)のここは、新人時代の私が、70歳近い著者に連れられて初めて足を踏み入れることのできた聖域。 ……やや猫背だったその著者、囲碁室(あるのだ)の前を通りかかると、やおら背筋を伸ばして誰かに御挨拶をしたのである。ど、どうした? 「いや、大先輩にお会いしたので…………」 と微笑む著者に、若輩の私は返す言葉がなかった。70歳が後輩になる世界って。笑 しかし。 いまや、G会館の経営方針も、発想の転換を迫られているのだろう。 一昨年だったかもっと前だったか、エントランス部分の改築をしたのを機に、レストランをリニューアルしたり、ウェディングサロンの規模を大きくしたり、今回のようなビアホールを企画したりと、ついに若い客層の開拓に乗り出したふしがある。 だが、そのセンスは果たしてどうなのか。 大きな会議室を使った、照明を落としたホール。ビュッフェ形式の料理、酒瓶を並べた本格的なバーカウンタ、サーバから注ぐよく冷えた生ビール、樽から注ぐオリジナルワインは赤と白。 それらは、確かに浅草の名店「神谷バー」などに匹敵する、レトロ好みの心をくすぐる見事な空間なのであったが、……何かが違う。 ところどころに配された熱帯植物?……否、それよりも。 正面ステージ風に並べられた、雑多な品物の数々が? 折りたたみ自転車、任天堂DS、ビーチチェア、野球盤、さらにはうまい棒詰め合わせまで。??? いぶかしく思いつつも乾杯をしていた私たちだが、その後異変はすぐに起こった。 執事風スーツの上に鮮やかな青色の法被をはおったスタッフがうろうろし始めたのだ。 さらに、白いアフロなカツラをかぶった人物がマイクを握り、突如ビンゴカードが販売される。笑 見知らぬ人たちの集団で、一大ビンゴ大会が始められたのである!!! ををなんなんだこれは。カルチャー・ショック? この時点で、本日の記事タイトルは決定したのだが(笑)。ついついゲームに参加して、10人プラスおまけ3人にしか当たらない賞品を2人ともゲットしたことは、けろ氏の記事に記された通りである。爆 飲んだ飲んだ。 しかし、ビンゴのせいでビアホールの制限時間を無駄にした私たち(私?)、そのまま帰る気になれず、いつものクラインブルーへ。 二次会としては、比較的早い時間だったせいで、店内がすいている! カミュV.S.O.P(ブランデー。銘柄は年下のけろ氏が選んでくれた。笑)を頼んでみた。 初体験! 「飲み方はストレート?」と聞かれ、よくわからないのでお任せしたが、いわゆる「ブランデーグラス」(脳内BGMが石原裕次郎。これは世代か?)に琥珀色の液体が沈み、チェイサーとともにテーブルに運ばれる。すごい。 (ふと思ったけど、レミーマルタンも割らないで本来こうやって飲むものなのか?) 「ひとつ大人になったわね」 と、カウンターのKさん(女性)が笑っている。 本当に……。 なんかねぇ、これは凄かったですよ。 芳醇とかなんとか、言い古された形容しか出てこないのですが、美味しいというところにはまだ辿り着けず(笑)、その香りにやられました。グラスの形も、香りを楽しむようにできていることがよくわかった! いやー、まだまだ知らない世界、いろいろな大人の楽しみがあることです。 現状に十分満足したと思っていたが、女の三十代はやはりこれから!! 盛り上がりますよ~♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
August 4, 2006 07:30:08 AM
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