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手術後の診察で、またまた新宿へ行って参りました~。 独身時代に歩き回った新宿、このところの病院通いでだいぶカンが戻ってきたので、駅から地下道を通らずに目的地へ移動していると、インド風? 観光客3人連れ(男性2、女性1)に遭遇。 ポロシャツにジーンズという軽装ではあるが、生地などしっかりしていてお洒落な印象だな……と通り過ぎようとすると、 メトロポリタン・ガバメント・オフィスへの道を聞かれた。 流暢な英語なのだが、何だったっけそのオフィス? メトロポリタンって、ホテルの名前かと思ってしまった私だが、そりゃー池袋だし。 えっとガバメント……? って、ああ都庁じゃないかそれ! ここは首都東京なのだった。それにしてもエラソーな名前じゃないかい都庁??? 幸い、都庁ならそのへんにそびえているのが見えたので、指さして一番奥のやつだと説明。 地下道に潜入れば表示通りに行けるのだが……大学出のOL風情にもかかわらず、説明できないので道を渡る方向をまた指で示して「レフト?」と聞き返される私。ええそうですレフトにターンしてね。と長嶋英語(嘘)。泣 でも、語学教室に通いたいとはまったく思わないのだけどね……。爆 さて、彼らと別れ、病院に到着。 除去したポリープの検査結果が出ましたが、やはり「軽度の炎症、異常なし」とのことで、悪性のものではありませんでした!! ああよかった♪ ……今回は、留守番の夫の都合で夕方からになってしまったので、買い物の気力は、なし。 でも、そのまま帰るのもしゃくなので、一杯くらいお茶したい。 そのときひらめいた店は。 友人T子さん(新宿のOL・昨年はディズニーシーに行ったり、京都旅行に行ったりしてこのブログにもよく登場している)に教えてもらった青梅街道沿いのバーがすぐ近くだ!!……って、それは「バー」ですがね。 実はごく最近、T子さんと西新宿で食事をする機会があったのだが、彼女のオフィス(ガバメント・オフィスではないので念のため。)がすぐ近くで、会社の人に連れてきてもらったバーがあるというので、2人で行ったのだ。 バーって、誰かに紹介してもらわないと入りづらいところがあるよね……。 木のカウンターとほの暗いキャンドルライトで、昭和のかほりのする空間。←モロに好み。 旬の果物を使ったオリジナルカクテルがあり、T子さんは「すだちのジントニック」をオーダーしていた。 フードメニューには「手作りキッシュ」「自家製ベーコン」などの文字もあり、そそられる。たっぷり食事したあとだったので、もちろん食べられなかったのだが。 では、そのキッシュを食べに行こう!! ……村上春樹読者なら誰もがいちどはやってみたいはず、「バーで軽い食事をとる」。……いや、明らかに言い訳ですがね。 (実はこれ、「銀座でお寿司を食べる」「パンツスーツで通勤する」の2項と合わせて、私の三十代の目標でもあった。←ええ、大バカです) 時計は6時で、バーは開店したばかり。 突然ひとりで入ってきた妙な客に、若いマスターは驚くこともなく、「よかったらカウンターへどうぞ」と誘ってくれた。きゅーん。 当然、貸し切り状態の店で、マスターと差し向かい。よくみるとイケメン……。 「キッシュを食べたくて来たんです」 と言って、T子さんのすだちのジントニックと一緒に出してもらう。 キッシュは、その若い独身(自分で言っていた)イケメンマスターが生地から手作りしているそうで、懐かしいクッキーのような味とさくさく感がとても美味しい。中身は、いろいろ試行錯誤しているとかで、その日はカレー風味の中に、ベーコンのブロックがごろごろ入っていてボリューム満点。しかも、飴色に炒めた玉葱が底に敷き詰めてあったよ……むむむ、デキルなあ。 「門前仲町あたりは、夜がはやいですよね。昼から飲んでいるイメージがありますよね。」うっ…… さらに、彼のおすすめブランデーを一杯だけ、水で割ってもらう。七時前ですがね。 (名前フランス語で読めなかったけど、しっかりブドウ味で美味しかった。) 下町の話から、バー経営の大変さや、田舎ではホストだの遊び人だと思われて心外である、などという世間話で盛り上がった。 冬は煮込み料理なんかも作るのだという。 「じゃ、煮込みができたらまた来ますね」 と言って席を立つと、 「来月からつくります!」 と元気のよい返事。 ……マスター、来月って明日なんだけどね。笑 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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