カテゴリ:小学校
……さて、そんな魔の説教キャラ↓で臨んだ、春の家庭訪問。汗 今年度、なぜか姉妹揃って男性教師が担任になった! ふたりとも、保育園時代を通して「生まれてはじめて」の経験である。笑 4年生よよ(仮名)の担任はもちろん年下。 転任してきて日が浅いこともあり、名前をきいても顔が浮かばなかったのだが、よよは「去年の夏休みに、プールで遊んでもらったことがある」と言っていたので、まあ若手新人と考えてよい。(当たり年だこと……。) しかしなんと、2年生ぴん(仮名)の担任は…… 昨年の少人数クラスで私が「常にいらいらしている」とみたあのベテラン先生だった! がーん。 誰か関係者がこのブログ見てる? 笑 ちなみに少人数クラスについては、その後機会あるごとに当時のよよの担任に話をふってみたが、担任はほとんど状況を把握できておらず。 たまたまよよが当該クラスにいなかったせいもあるだろうが、「よよさんは心配ないです」と慰められるくらいで、あまり真剣に取り合ってもらえなかった。 ということは、がっつり話し合うならこれがチャンスかもしれないわけやね。ふいー。 ……そんなこんながあり、最初からスリリングな対面の日となった。 まず。 やってきたのは、新任に見えるが新任ではなく6年目だと名乗った、4年担任の先生。 細身で長身、実務的な雰囲気が、ちょうど職場にいる後輩男子にもよく似ている。世代の特徴か。笑 「きれいなお宅ですね」 と玄関先でお世辞をいうのが、いかにも事務的で面白い。爆 我が家の「おばちゃん的営業部長」であるよよの事前リサーチによると、 「先生、ちがうところで無理して笑うことがある」 とのことだったが(爆)、それがよくわかる真面目なお人柄。爆 ……ひきつり気味の笑顔で友人関係やら習い事やら塾やらのことを質問しててきぱきとメモにとり、なるべく早く帰りたそうに切り上げていった。 よよのことは最近特に信頼している私、よどみなく長所短所を語っておいたのだが、 「友達関係の悩みはないですか?」 と2回聞かれたのが、不安といえば不安。 ……これ、「ない」って答えたらダメ親だった? 汗 (まったくないわけじゃなくても、個人名出してチクるような場でもないと思うのだが。汗) 「4年生にもなると、女の子はグループをつくりますから」との説明だったけど、むしろクラスでなんかやらかしてるのか? と不安になって聞きかえしてしまったよ。 まあうちの子、いろいろ黙っていられないタイプなんで、何か大きなことがあれば親にもわかるとは思うのですが。 いろいろ難しいお年頃ってことね。 ……そして。 いよいよ2年担任・ベテラン先生が登場! 柔らかな印象を残すベージュのスーツ(普段はよれよれのジャージだけど…)、自然な微笑み、家に上がるときの洗練された動きに、よどみなく流れる世間話…… いやもう完璧です。 これがベテランの保護者扱いですよ。 あの授業を見てなかったら、安心して丸投げしてたわ。笑 ……そこで私、作戦を変えて素直にいっちゃいました。 「昨年何度かお授業を拝見して、きびしい先生なので心配してたんです」と。 いやーばっさり! こんなこと人に言ったのはじめて~。笑 先生、さすがに不意をつかれた感じで慌てていました。 「去年の3年生はいろいろありましたし…」とか「いやお恥ずかしいところを」とか。 そのうえ「ぴんさんが何か言ってましたか」と聞くので、いまのクラスでもそれなりに思い当たることがあるんだろう……笑 ……しかしぴんは姉と対照的にあきれるくらい何も言わないタイプなので、残念ながら先生の動向観察には不向き。泣 クラスで起こっていることに関与しないタイプで、それ自体がぴんにとっての課題でもあるので、先生もぴんについて「まだ教室での発言が少ない」という感想を用意しておられて、それからひとしきり、ぴんについて実のある話し合いができた、と思う。 ……そんなに悪い先生ではない。 よかった。 さらに。 能力別の少人数クラスの是非について問いかけると、先生ご自身も実は反対であるとはっきりおっしゃった。 「学年の方針で変わる」 ということで、いまはまさに話し合い中とのこと。 少人数制はやるにしても、能力にかかわらず単純に人数だけを減らすべきで、出来ない子だけ集めたりはしない方がいいというような自説を、教育専門用語まで持ち出して語ってくれた。 これについては、私もほぼ同意見だったので、ぜひその方針がいいと思いました、と強く賛同しておいた。 それでもまあ、学校も地域も国も、格差教育(といったかどうか忘れた)の方向に向いてしまっているので、私ひとりの力では難しいともおっしゃっていた。 連携指導が求められると、逆に熱意のある先生が工夫のしにくい時代になった、などという愚痴もぽろりと。 ああこの人、私と同じく昔ながらの頑固な先生で、自分のスタイルを無理やり変えさせられて鬱憤をためているのかも、なんてこともちょっと思った。 とはいえ私だってすべてを昔のやり方に戻したいというわけではないし、この先生が個人的に熱意を失っているとなると改善が難しいよね……日々のいらいらをぶつけられる子どもたちこそ不幸だし。 ほかにもちょっとした不安要素もあり、この先生はやっぱりもう少し日々の観察が必要ではないかと感じました。 ……やれやれ。モンスターか私。 ごめん、ブラックリスト載っちゃったかも!? ぴん。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2010 05:46:27 PM
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