komugi5626's room

町おこしコーディネーターの甲山慎次（今里真）が灰皿で後頭部を強打され殺害された。現場検証をしていた警視庁捜査一課警部補の五月女ちとせ（京野ことみ）は、被害者の人差し指と親指が不自然なL字型に開かれていることに気づく。
3か月後、甲山の妻・香織（遠山景織子）が亡き夫のためにも、と次期衆院議員選挙への出馬宣言をする一方で、事件は未だ解決のめどが立たずにいた。そんな中、捜査本部に本庁から監察官の音無一六（小日向文世）が捜査状況を監察調査をするため送り込まれる。人の良さそうな笑顔を見せる一方で、捜査員の島内（デビット伊東）に懲戒辞令を淡々と言い渡す一六に、一六の同期である羽佐間管理官（益岡徹）以外の捜査員たちは反発心をあらわにする。

翌日、ちとせと正岡（大浜直樹）の聞き込みの様子をチェックしていた一六は、捜査が進展しない訳はやはり職務怠慢にあったと断言。先入観を捨ててもう一度全ての要素を検証し直すべきだといい、ますます捜査員の反感を買う。一向に気にする様子のない一六だったが、上司の千住警視監（田中美佐子）からは励ましを受ける。

一方ちとせも一六に反感を抱きながらも現場百遍という一六の言葉を受け、改めて香織のオフィスへ。もちろん一六の監視付きで…。その帰り際、一六はオフィス前ですれ違った関西弁の男に目を留める。

その後一六は、ちとせにランチでも、と近くの洋食店「クレア」に誘う。捜査資料を読み込んでいた一六は、「クレア」のオーナーシェフ・木村（志賀廣太郎）が甲山と仲が良く、事件当日もランチに訪れていたことを知っていたのだ。
二人で来店していたことを匂わす十六に、ちとせは甲山一人だったはずだと否定するが、木村の娘・歩美（珠木ゆかり）は一六のある言葉から甲山が店の前で男性と別れていたこと、さらにその男性が関西弁を話していたことを思い出す。一六の「深読み力」が功を奏したのだ。

関西弁の男が捨てたタバコの箱を指紋検査した結果、男は探偵の松葉勝（木下ほうか）であることが分かる。早速松葉に事情聴取するが、当日甲山に会ったことは認めたものの、のらりくらりとかわされてしまう。
一方、一六は松葉の部屋に置かれていた時計のカタログや出されたコーヒーから経営が苦しいと言う松葉の言葉と実情は逆であることを見抜く。

その後、松葉が偽名で開設したネットバンクに700万円もの大金が定期的に振り込まれていたことが判明。捜査本部が色めき立っていた頃、ちとせと一六は「クレア」にいた。歩美に松葉の写真を見せ、甲山と店の前で別れた男が松葉だと確信する。
聞き込みを終えた二人は店の前で別れるが、その直後一六が暴漢に襲われてしまう…！

翌朝、松葉が死体で発見される。目撃者の証言により事故死であることは間違いなかったが…。

音無一六 　・・・　 小日向文世
五月女ちとせ 　・・・　 京野ことみ
羽佐間史郎 　・・・　 益岡徹
木村茂 　・・・　 志賀廣太郎
甲山香織 　・・・　 遠山景織子
島内浩司 　・・・　 デビット伊東
松葉勝 　・・・　 木下ほうか
正岡敦 　・・・　 大浜直樹
川上圭太 　・・・　 木村昴
木村歩美 　・・・　 珠木ゆかり
伊藤武志 　・・・　 生津徹
甲山慎次 　・・・　 今里真
七尾政和 　・・・　 石丸謙二郎
二宮善彦 　・・・　 小野武彦
千住遼子 　・・・　 田中美佐子





実は第一の被害者である甲山はハイパージャンプの集団事件の容疑者の一人だった。
そして甲山を強請っていたのが第二の被害者である松葉だ。
だから松葉のネットバンクには７００万円もの大金が振り込まれていた。

その事を松葉と甲山の話を偶然聞いてしまったのが洋食店のオーナーシェフである木村です。
実は木村の娘歩美は甲山の被害者でした。

木村が甲山を殺害した犯人でした。甲山は木村の娘歩美に対して侮辱的な発言をしたために
カッとなって殺害してしまう。そこで以前から知り合いだった羽佐間に自首をすると電話をする木村。急いで殺害現場に駆けつけた羽佐間は木村に自首を思いとどまらせます。

羽佐間は事件現場にワインとグラス２個を置いて偽装します。
実は木村は酒を飲めません。羽佐間の偽装工作でした。
どうして羽佐間が木村を助けようとしたのか？
羽佐間の妹も甲山の被害者だったのです。

甲山が死んでいると分かっていても憎かったと話す羽佐間。

第２の被害者である松葉を殺害したのも木村でした。松葉は転倒した時に頭を強打した為の頭蓋骨折が死因と思われましたが解剖してみると本当の死因は毒殺だったのです。
実は木村が松葉のビールのグラスに夾竹桃の毒を入れて毒殺したのです。

第二の事件の犯行時も木村を庇おうとした羽佐間。

木村は甲山の妻である香織も殺そうとします。
実は香織も甲山と共犯関係にありました。
甲山の犯行を知っておきながら選挙に出馬する為に彼と結婚したのでした。

一六さんと羽佐間は木村の犯行を止めようとします。
木村が今まで必死に隠そうとしていた秘密は全て知っている。だから香織を殺害する必要はないんだと必死で木村を説得する羽佐間。

木村は警察に逮捕されます。そんな木村と羽佐間を馬鹿にする香織。
一六さんは激怒し、あなたの罪も全て白日にさらされると言うのでした。

羽佐間も逮捕してほしいと一六さんに言いますが一六さんには逮捕する権利がありません。

羽佐間は妹の自殺に責任を感じていました。
妹が甲山に乱暴された時に、お前にも隙があったんじゃないか？と
妹を責めるような言葉を言ってしまった。妹は、その後自殺。
羽佐間は自分の責任だと自分を責めていた。
そんな羽佐間に、お前の責任じゃないと言う一六さん。

これで事件は無事に解決しました。
監察官役でも可愛い小日向さん。
監察官役として、あんまり迫力ないけど可愛い小日向さんを見れるだけで満足だわー