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カテゴリ:銘柄分析
今回でエスプール分析は3回目となります。 前回はエスプールのビジネスソリューションのセールスサポートまでまとめてみました。 今回は新事業の「omusubi」について見ていこうと思います。 ■新規事業 ・プロフェショナル人材バンク(顧問派遣サービス) ・採用支援サービス 「Omusubi」 こちらの新事業ですが、絵だけ見るとお昼になるとおにぎりを売りに来るおばちゃんかなと思いますが違うよ。全然違うよ。 先ほどは障がい者支援サービスのところでRPOについて軽く触れましたが、ここで改めてくやしく解説します(# ゚Д゚) ムッキー エスプールはツナグソリューション株式会社と業務提携をして応募受付代行とRPO(採用代行)を行っております。 あまり聞きなれない応募受付代行ですが、企業の代わりに電話受付から面接日時までのプロセスを行うサービスです。 下記の通り、企業は求人情報誌に依頼料を支払って応募者からの電話を待ちます。 会社側は電話やネットで応募を受けて、名前、年齢、面接日時、応募者がもし女の子なら、ダンディーな株オジサンは好きかどうかもついでに聞きます。 面接の流れは書くと簡単ですが、応募の電話やネットの募集は来るものの意外と面接までたどり着かないケースが多いのです。 原因は店が忙しく手が回らず、電話に出れなかったり、ネット応募だと頻繁にメールを見てる暇もありません。 返信するとしても時間を取られてしまうので、業務を優先して面接対応を後回しにしてるうちに応募者が辞退するケースも多く、会社側はなるべく良い人材を採りたいので、沢山の数を面接したいのです。 人材会社ですら、営業マンが足りてないと嘆いていますからね。 求人は小さなところだと店先に手作りの求人広告貼ればいいですけど、例えば大手の任天堂が本社ビル前に手作りの求人広告(時給940円 学生歓迎!まかないあり!)とかセロテープで貼ってないでしょ。 大きな会社は大量採用等があるので複数の媒体に掲載することも珍しくないのです。 もちろん求人広告費は掲載費用x数になるので、載せれば載せるほど費用が嵩みます。 そこでomusubiの応募受付代行サービスです!! 例えば4つの求人媒体に載せてる場合だと、応募受付代行を利用して3つにしてしまえばその分の費用が削減でき、なんと面接にたどり着く数が増えるというデータが出ています。 つまり結果的に費用と手間が両方減るのです!! 導入例を見てみましょう。 導入ケース1、飲食店の場合 導入ケース2、アパレルの場合 また、omusubiは一般のコールセンターと比較して、優位性は4つあります。 ★成果報酬 "面接に呼び込んだ数"に応じて料金が発生するプランです。 店舗としては電話対応に時間を割く必要が必要ないですし、面接にこなければ求人情報誌代以外の費用は発生しないので良心的です。 内容にもよりますが、一件当たり平均1500円です。 え、高い・・?求人広告以外に追加で費用を払うと広告費が更にかかるんじゃないの?と疑問の声が聞こえてくるようで聞こえてこないようでありますが、血塗られた偉大なる政治家、フランクアンダーウッドさんの言葉が聞こえてくるようですね。 ____/\_____ | むちゃぶりはやめろ |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ えっと、、経営陣は現場で何が起こっているかも大事でもっと広い視野で大局を見るべきってことです。 _人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人人_ > 私は狭い視野を持ってチャイナショックにより500万を10万円にしました <  ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^YY^Y^Y^Y^Y ̄ ★夜間土日、長時間対応 応募者が電話応募やネット応募するにあたり、忙しい時間帯に気を使わず自分の都合で電話できる。 ★応募者一時間以内の対応 一時間以内の対応はありがたいです。 私もネットで求人応募をしたことがあるんですが、担当者が忙しいのか忘れているのか 連絡が来ずに結局自ら電話をかけてからの面接に至った経緯があります。 これは良い人材を取り逃してしまう可能性さえあります。 私を不採用にした会社は星の数ほどありますが、それはそれはとんでもない機会損失をしたことでしょう。お悔やみ申し上げます。 ★応募受付専門センター 通常のコールセンターと違い、応募受付だけを専門としているのでとにかく完璧な対応が可能。 面接のマッチング率に繋がってきます。 近所のスーパー3件からじゃがいも集めてくるから、奥さんは好きなの選んで~みたいな感じですね~! いや、この例えはあかん。20点や。 以上が応募代行サービスです。 2017年10月30日にツナグソリューションと業務提携契約を行いましたので、ツナグソリューションが約220社に支援するRPOサービスの受け付け代行業務を行うことが決定しました。 アルバイト・パート採用代行の市場でトップシェアとなる見込みで、これにより更にエスプールは飛躍してくことでしょう。 (最近セブンイレブンに外国人が増えてるのはこういう背景があるのです) 最後に、、毎月の金額は発生しませんが、実はこのomusubiも隠れストックビジネスです。 どんな会社でも、一度サービスの契約した取引先はまたお願いするケースがほとんどです。 人が足りなくなったらまたomusubiに頼むので、どれだけ増やせるかが焦点となりそうです。 omusubiはエスプールが得意とするコールセンター業務の一貫なので、伸びしろもありますし徐々に数字としてついてくるはずです。 【こちらは読み飛ばしてもらって構いません】 人件費の豆知識です。 例えば飲食には「3331」の法則があります。 食材原価3、人件費3、利益3、家賃1が理想という法則です。 飲食業(寿司、うどん、居酒屋)は平均36%平均でして、ちなみにキャバクラ系では56.4%です(´▽`)ニヤリ ホテル業は(旅館、ホテル) 31%。 サービス業は(美容、介護、病院等)人件費率が高く、平均49%。 人件費が高いので利益が低いと思われがちですが、物を販売しないので原価率が低く利益率は普通です。 小売業(コンビニ、アパレル、メガネ)は人件費率が低く平均19%。 人件費が低いので良いと思われがちですが、サービス業と違って物の仕入が発生するため、利益率は低くなります。 はい!!!ビジネスソリューションもこれで最後です。 ■その他(ビジネスソリューション事業) こちらは新たに始めた事業です!! 民泊ってオリンピックが決定した辺りからちらほら聞きますよね。 なんとなくわかってる気もするけど、実はイマイチわかってない方も多いのではないでしょうか。 もし知らない人がいればこの機会に学びましょう! いえいえ、伝説の軍師でさえ間違うのですから仕方ありませんよ。 民泊とはどういうことかといえば、個人宅や企業が所有している空き室、別荘、マンションの空き室などを貸すサービスです。 ホテルとの違いは色々ありますが、大事なのは180日を超えての営業ができないということです。 ブログをご覧頂いてる皆さん、自分の住んでいる近くで「○○○ 民泊」って調べてみてください。意外と沢山ありますよ。 そう・・あなたの隣の部屋も民泊かもしれません・・うふふふ でもね、この民泊受け付け代行サービスは今のところそこまでの利益は出でないのです。 現在のところ、こちらの事業は大阪市内の民泊180室受け付け代行開始しており、5.5倍の1000室を目指すとのことなので、2020年に向けてちょっと営業利益が増えればいいな程度です。 次で最後となりますが、次回は人材ソリューション事業とコメントを記事にする予定です!! お読みいただきありがとうございました( *・ω・)*_ _))ペコリン. お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.02.17 20:21:48
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