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2024/02/11(日)14:42

小沢征爾さん死去

音楽(23)

​​小沢征爾さん死去、88歳…ボストン交響楽団などで日本人初の音楽監督2024/02/09 21:07 読売​​  世界的指揮者で、ボストン交響楽団やウィーン国立歌劇場の音楽監督を日本人で初めて務めた小沢征爾(おざわ・せいじ)さんが6日、心不全で死去した。88歳だった。葬儀は近親者で行った。  旧満州(現中国東北部)生まれ。10代から指揮を斎藤秀雄に学び、1959年、フランスのブザンソン国際指揮者コンクールで優勝。20世紀を代表する指揮者シャルル・ミュンシュやヘルベルト・フォン・カラヤン、レナード・バーンスタインに師事。楽譜の深い読み込みに支えられた綿密な解釈と全身を使った力強い指揮で評価を確立した。  61~62年にニューヨーク・フィルの副指揮者を務めて以降、米サンフランシスコ響の音楽監督などを歴任。73年に米5大オーケストラの一角、ボストン響の音楽監督に就き、2002年まで務めた。同年~10年には、世界屈指のオペラ劇場、ウィーン国立歌劇場の音楽監督として活躍。ウィーン・フィルやベルリン・フィルにも度々客演した。  国内では新日本フィルハーモニー交響楽団や水戸室内管弦楽団と深く関わった。恩師・斎藤の薫陶を受けた奏者らで作ったサイトウ・キネン・オーケストラとの活動にも力を注ぎ、1992年に長野県松本市で始めた音楽祭「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」(2015年に「セイジ・オザワ松本フェスティバル」に改称)の総監督を務めた。  十数年前から体調を崩すことが多かった。08年に文化勲章受章。22年に日本芸術院会員に選ばれた。 作家の 征良 さんは長女、俳優の 征悦 さんは長男。​​​​ 彼が指揮するオーケストラを聴いたことはないような気がするが、テレビ等で見ただけでもそのパッションの強さを感じたし、それがオーケストラの演奏に強い力を与えているようだとは、私でも感じられた。 一度演奏を聴いてみたいなと思ったのは随分後のことだったので、ついにその機会がなかったのが少し心残りだ。 小澤 征爾さんのお兄様は文学者であり昔話研究家なので、その講演はお聞きしたことがある。 指揮者の小澤さんのお兄さんと言うことはその時知り、弟さんの小澤幹雄さんは俳優。 本当に才能豊かな一族だと思う。 全力疾走した人生だと思うので、どうぞゆっくりお休みくださいと言いたいところだけど、きっとあちらの世界に行っても先に行った仲間たちとの演奏会の準備にとりかかっているのではないだろうか。 本当にありがとうございました。

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